デジタルアーツ、ネットカフェ向けWebフィルタソフトを発売、大手チェーン店で採用決定 | RBB TODAY

デジタルアーツ、ネットカフェ向けWebフィルタソフトを発売、大手チェーン店で採用決定

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 デジタルアーツは、インターネットカフェや漫画喫茶などの複合カフェでのインターネット利用に向けたフィルタリングソフト「i-フィルター for ネットカフェ」(仮称)を開発し、9月下旬より販売を開始する。

 また同製品がジャイロの運営する「インターネット&漫画喫茶 ほっとBBステーション」に採用されたことと、今後の同製品の販売においてソフトバンクグループのビー・ビー・サーブと協力することが告知された。

 インターネット上の情報を媒介として未成年者が犯罪やトラブルに巻き込まれる事件が増えているため、政府のIT安心会議では6月30日に、インターネット上の違法・有害情報対策を発表した。その柱となるのが、有害または不適切なサイトを表示させないようにするフィルタリングソフトの普及だ。

 また都道府県などの自治体が、プロバイダなどにフィルタリング導入の努力義務を課す動きも広がっており、たとえば東京都が施行する青少年育成条例では、10月1日から不特定多数が利用する複合カフェ業界に対し、青少年に適切なインターネットサービスを提供するよう努めるという内容が組み入れられている。

 こうした動きを受け、日本複合カフェ協会(以下、複合カフェ協会)は9月1日に店舗運営ガイドラインを改定し、青少年対策の項目にインターネット上で提供されている有害なコンテンツへの対策を盛り込んでいる。

 デジタルアーツは1998年から、フィルタリングソフト「i-フィルター」シリーズの開発・提供を行っている。今回のi-フィルター for ネットカフェは、インターネット利用を提供する複合カフェ向けの新しい製品として、今月末より発売を開始する。

 i-フィルター for ネットカフェは、汎用的なPOSシステムと容易に連動できることが特徴で、複合カフェに来店したユーザーが受け付け手続きをすると同時に、使用する端末にユーザーの年齢に応じたフィルタリングを自動設定できる。このため、店舗内(あるいは利用PC)を若年者向けと成人向けといったようにあらかじめゾーニングする必要がなくなり、結果として店舗内設備の効率的な利用につながるとしている。

 i-フィルター for ネットカフェは、複合カフェ業界の大手であるジャイロが運営する「インターネット&漫画喫茶 ほっとBBステーション」に採用された。また、今後の販売に関して、ソフトバンクグループの企業で複合カフェ業界向けソフト流通大手であるビー・ビー・サーブと協力するという。
《小笠原陽介》

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