コニカミノルタ、10万円前後の手ブレ補正内蔵デジタル一眼レフ「αSweet DIGITAL」 | RBB TODAY
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コニカミノルタ、10万円前後の手ブレ補正内蔵デジタル一眼レフ「αSweet DIGITAL」

IT・デジタル デジカメ
αSweet DIGITAL ブラック
  • αSweet DIGITAL ブラック
  • αSweet DIGITAL シルバー
  • AF DTズーム 18-70mm F3.5-5.6(D)
  • AF DTズーム 11-18mm F4.5-5.6(D)
  • AF DTズーム 18-200mm F3.5-6.3(D)
  • AF 35mm F1.4G(D)(仮称)
  •  コニカミノルタは、CCDシフト方式の手ブレ補正機構を内蔵したレンズ交換式デジタル一眼レフカメラ「αSweet DIGITAL」を8月下旬に発売する。実売予想価格はボディのみが10万円前後、レンズキットは12万円前後。
  • 独自のCCDシフト方式手ブレ補正機構「Anti-Shake」
 コニカミノルタフォトイメージングは、有効610万画素CCDと、CCDシフト方式の手ブレ補正機構を内蔵したレンズ交換式デジタル一眼レフカメラ「αSweet DIGITAL」を8月下旬に発売する。ボディカラーは、シルバーとブラックの2種類を用意。

 また、αSweet DIGITALにデジタル専用標準ズームレンズ「AF DTズーム 18-70mm F3.5-5.6(D)」をセットしたレンズキット「αSweet DIGITALレンズキット AF DTズーム 18-70mm F3.5-5.6(D)付」と、レンズキットにデジタル専用望遠ズームレンズ「AF ZOOM 75-300mm F4.5-5.6(D)」を加えたWレンズキット「αSweet DIGITAL Wズームキット AF DTズーム 18-70mm F3.5-5.6(D)、AF ZOOM 75-300mm F4.5-5.6(D)付」を同時に発売する。

 価格はいずれもオープン。実売予想価格は、αSweet DIGITAL(単体)が10万円前後、αSweet DIGITALレンズキットが12万円前後、αSweet DIGITAL Wズームキットが14万円前後の見込み。

 なお、AF DTズーム 18-70mm F3.5-5.6(D)の単品販売は11月となる。価格は31,500円。また、デジタル専用の広角ズームレンズ「AF DTズーム 11-18mm F4.5-5.6(D)」を9月に、デジタル専用の高倍率ズームレンズ「AF DTズーム 18-200mm F3.5-6.3(D)」を11月に発売すると発表した。価格は、11-18mmが88,200円、18-200mmが69,300円。

 そのほか、デジタル専用の大口径単焦点レンズ「AF 35mm F1.4G(D)」(仮称)の開発を表明した。発売時期は2006年春で、価格は未定としている。

 αSweet DIGITALは、カメラ記者クラブ主催の「カメラグランプリ2005」を受賞したデジタル一眼レフカメラ「α-7 DIGITAL」に搭載した同社独自のCCDシフト方式手ブレ補正機構「Anti-Shake(アンチシェイク)」をボディに内蔵し、薄暗い夕景の撮影、望遠撮影、マクロ撮影などでフラッシュや三脚を使うことなく手ブレを抑えた撮影が行える。Anti-Shakeにより、シャッタースピード約2〜3段分の補正効果が得られるという。

 また、「やさしい、簡単に扱える」といった意味をもつ「Sweet」を製品名称に採用したαSweet DIGITALは、「幅広いお客様にさまざまな生活シーンで手軽に写真撮影を楽しんでいただけるデジタル一眼レフ」だと説明している。

 αSweet DIGITALでは、α-7 DIGITALと同じCCD(APS-Cサイズ相当)と、独自の画像処理技術「CxProcess III」および画像処理エンジン「SUPHEED II」を搭載。使用可能レンズはコニカミノルタαレンズで、画角はレンズ表記焦点距離の1.5倍に相当する。背面には、2.5型(11.5万画素)の液晶ディスプレイを装備し、撮影時にはカメラの設定状況や撮影に役立つ情報を表示するという「ナビゲーションディスプレイ」機能を備える。

 ボディは、α-7 DIGITALに比べて、約22%の小型化・軽量化を実現。本体サイズは幅130.5×高さ92.5×奥行き66.5mm、重さは約590g(電池、メディア除く)。ボディをガラスファイバー強化プラスティックのカバーと湿式グリップゴムで覆い、高い剛性とグリップ性能を追求している。

 シャッター速度は1/4,000〜30秒。連続撮影機能は約3コマ/秒、最大10コマ(JPEG)、最大5コマ(RAW)。ボディにフラッシュを内蔵し、ガイドナンバーは12(ISO100・m)。フラッシュ同調速度は、手ブレ補正オフ時が1/160秒、手ブレ補正オン時が1/125秒となる。撮像感度はISO100〜3,200。

 AFセンサーは、中央クロス9エリア8ラインセンサー。露出モードは、プログラムオート(P)、シャッター速度優先オート(S)、絞り優先オート(A)、マニュアル(M)モードに加え、5種類(ポートレート、スポーツ、風景、夕景、夜景ポートレート/夜景)のシーンモードを選択できる。P、S、A、Mでの撮影時において、新搭載の「画像仕上げ」機能を使えば、撮影者のイメージに合わせた絵作りをより手軽に楽しめるという。

 光学ファインダーは、α-7 DIGITALで採用されたガラスペンタプリズムではなく、ルーフミラー式となる。ファインダーの視野率は95%、倍率は0.83倍(α-7 DIGITALは0.9倍)。なお、ファインダーの明るさは、α-7 DIGITALと同等としており、ファインダーの性能はクラストップレベルだという。

 記録形式は、RAWとJPEGをサポート。最大記録解像度は、3,008×2,000ピクセル。記録メディアは、コンパクトフラッシュ(TYPE I/II)、マイクロドライブ、SDメモリーカード用CFアダプター(別売り)によりSDメモリーカード/マルチメディアカードを利用できる。PCとのインターフェースは、USB2.0(Hi-Speedモードには非対応)。

 電源には、充電式リチウムイオンバッテリー「NP-400」を採用し、撮影可能コマ数は約550コマ(CIPA規格)としている。
《高柳政弘》
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