2004年12月は、Webからインストールされるワームが流行した。レンドマイクロの「ウイルス感染被害マンスリーレポート」によるものだ。 このWebからインストールされるトロイの木馬型ワームは、トップ10のうち8つを占める結果になった。また「JAVA_BYTEVER.A」以外は、12月に出現した新種または11月にはランク外だったワームのため、入れ替わりが激しい。これは、1から2週間という短期間に被害が集中し、ワームを配布するWebサイトが閉鎖。そののち、あらたに別のWebサイトが開設されるといった事が繰り返されるためだとしている。 なお、12月の感染数は合計3,815件で11月の3,723件と比較すると大きな変化はない。●2004年12月分の「ウイルス感染被害マンスリーレポート」 [1位] TROJ_AGENT(178件) [2位] TROJ_GEMA.F(122件) [2位] WORM_NETSKY(122件) [4位] WORM_RBOT(121件) [5位] JAVA_BYTEVER.A(112件) [6位] TROJ_SMALL(103件) [7位] DOS_AGOBOT.GEN(32件) [8位] TROJ_CLICKER.F(27件) [9位] TROJ_HOLISTYC.A(17件) [10位] TROJ_URBIN.A(14件)