1チャンネル100Gbpsの通信にめど。NECが光インターフェース用集積回路を開発 | RBB TODAY
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1チャンネル100Gbpsの通信にめど。NECが光インターフェース用集積回路を開発

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 ADSLさらにはFTTHの普及によりバックボーンの不足が心配されるところだが、1チャンネルあたり100Gbpsの通信ができる技術にめどがついた。日本電気(NEC)は、110Gbpsの動作を行う光インターフェイス用集積回路を開発した。

 これは、高速動作を可能にする新規の論理回路と高品質な波形を実現する整合回路の開発により実現したチップ。主に、バックボーンの両端に設置するネットワーク機器への採用が想定される。なお、実用化されている製品では今のところ1チャンネル10Gbps程度が限界のため、今回開発されたチップでは10倍以上の高速化が図られることになる。

 同社では、通信技術にとどまらず大容量電送装置や超高速コンピュータにも応用できるとし、早期の実用化を目指すとのことだ。なお、これは通信・放送機構(TAO)の委託研究「トータル光通信技術の研究開発」プロジェクトの成果により開発されたものだ。
《安達崇徳》
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