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東芝、802.11a/b両対応のホームサーバ「TransCube 20」を発売

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TransCube 20
TransCube 20
 東芝は、HDDレコーダ、ネットワークストレージ、802.11a/b対応無線LANルータなどの機能を備えたホームサーバ「TransCube 20」を8月7日に発表した。価格はオープン価格。TransCube本体のほか、IEEE 802.11a/b両対応のPCカードが1枚付属する。

 前モデルの「TransCube 10」と比べ、IEEE 802.11aに対応したほか、HDDが160GBに倍増するなど機能強化が図られている

 通常のHDDレコーダと同様にテレビに接続して録画した番組を視聴できるほか、録画した番組を有線LANまたは無線LANを経由してPCで視聴できる。また、TransCube 10と同様にテレビチューナを内蔵しており、ネットワーク上のPCにテレビ放送をストリーム配信する機能も備える。

 テレビ録画機能は1.4Mbps、2.2Mbps、4Mbps、8Mbpsの可変ビットレートMPEG2で行われる。録画可能時間は、平均1.4Mbpsの「長時間1」モードで約230時間、平均8Mbpsの「高画質」モードで約40時間になる。録画可能タイトルは最大で200タイトル、1タイトルあたりの最長録画時間は12時間だ。予約は時間指定予約のほか、iEPG(インターネット電子番組表)からも可能。

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同梱の802.11a/b両対応カード
 テレビ録画中の番組でも番組の最初から再生できる「追っかけ再生」、番組の録画中に一時停止/早戻し/早送りが行える「お好み再生」が特徴的だ。さらに、外部のCS・BSデジタルチューナを接続すれば、映像信号を自動検出する「入力自動録画機能」により、チューナ側の予約機能を使ってTransCube 20に録画できる。

 ネットワークストレージは、全容量160GBのうち5GBが割り当てられている。。データは「PIN(Personal Identification Number)機能」を使うことで、ほかのユーザのアクセスを制限できるほか、TransCube 20にMP3ファイルを転送してPCやテレビから再生できる「MP3ジュークボックス」としても利用できる。なお、著作権保護のためTransCube 20に転送したMP3ファイルはPCにダウンロードできない。

 さらに、デジタルカメラで撮影した画像データを本体のPCカードスロットまたはSDカードスロットから取り込む機能も備える。取り込んだ画像は一覧表示のほか、スライドショーも可能だ。最大の画像取り込み数は1万枚で630万画素を超える画像は取り込みめない。

 無線LANルータは、UPnP、ステートフル・パケット・インスペクションファイアウォールを備えるほか、PPTPとIPsecのパススルーに対応する。このほか、IPv6にも対応する。
《山本浩司》
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