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国内における飛行機ブロードバンドも2004年春頃から開始か?情報通信審議会に委員会が設置

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 国内においても飛行機ブロードバンドが2004年春頃から実現されそうだ。情報通信審議会に「航空移動衛星通信システム委員会」が設置され技術的な検討が始まるためだ。

 同委員会では、10GHz〜15GHzの「Ku帯」を用いた「高速・大容量航空移動衛星通信システム」の技術的条件について検討を進める。通信速度は、下り20Mbps/上り1Mbps程度を想定しており、これは24MbpsのADSL接続サービスと同等の速度だ。

 同システムでは、衛星とのアップリンクに14GHz帯を、ダウンリンクに12GHz帯を用いることになるが、国際的な周波数の割当がまだ決まっていないのが現状だ。こちらについては、現在開催されている「世界無線通信会議(WRC-2003)」にて「14〜14.5GHz帯における航空移動衛星業務への二次分配」として承認される予定だという。これを踏まえて同委員会では10月をめどに答申をまとめ、その後、法律や法令を定め国内でも利用できるように整備が進むことになる。

 これら、サービスが開始できるすべての条件が満たされれるのは早くて2004年春頃になるとみられる。実際に国内発着便にてサービスの検討を進めている事業者もあるという。
《RBB TODAY》
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