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シャープ、11a/b/gの3方式に対応した無線LAN用パワーアンプ。1パッケージ化で実装面積を低減

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 シャープは、デュアルバンド(2.4GHz / 5GHz)対応の高利得パワーアンプ「IRM042U」を発売した。デュアルバンド対応により、IEEE802.11a、11b、11gという3つの無線LAN規格に1チップで対応できる。

 従来、2.4GHz/5GHz両対応にするためには、それぞれの周波数に対応するパワーアンプを使用しなければならず、2チップ以上の実装が必要だった。しかし、デュアルバンド対応のIRM042Uでは1つのチップで済むため、実装面積が節約できる。また、高利得のため、出力の低いRFICと組み合わせる場合でもプリアンプを使わずに実装でき、面積を抑えられる。動作周波数は2.4〜2.5GHzおよび4.9〜5.9GHzで、日本の4.9GHz帯向け製品にも適用が可能だ。

 なお、ピン配置やサイズが同一のシングルバンド対応パワーアンプ「IRM040U(2.4GHz)」と「IRM041U(5GHz)」も同時にラインアップされ、基板設計を共通化することができるという。
《RBB TODAY》
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