今いる場所の最新情報をメール配信 −小田急が改札連動の新サービス | RBB TODAY
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今いる場所の最新情報をメール配信 −小田急が改札連動の新サービス

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 小田急電鉄は、自動改札機と連動してタウン情報を自動配信する「小田急グーパス(goopas)」を、2003年の2月17日より開始する。対象となるのは小田急線全線(小田原線、江ノ島線、多摩線)で、小田急グーパスに会員登録している利用者が定期券で改札を通ると、沿線情報やタウン情報などが携帯電話あてにメールされるというもの。

 送信される情報は、利用者が登録した情報に基づいて自動的にカスタマイズされるという。コンテンツ提供はぴあが行い、グルメやエンターテイメント、健康、ビジネス、新宿タウン情報、小田急沿線情報などが提供される。

 利用者の「位置情報」と組み合わせての情報配信としては、これまでGPS対応の携帯電話を使ったもの(au・マクドナルド)や、FREESPOTのような公衆無線LANのアクセスポイントを用いたものなどがあったが、このグーパスでは定期券で位置情報と送信タイミングを取得することで、GPS機能を持たない携帯電話に対しても情報配信できるようになっているのが特徴。

 小田急電鉄ではこれまでもワイヤレス(Bluetooth)機能搭載のPDAを使った「e-駅スポット」で駅を情報発信に使う試みをおこなっていたが、今回のグーパスは、沿線住人が普通にもっているであろう定期券と携帯電話を組み合わせており、より現実的で利便性は高そうだ。

 提供される情報は毎日更新されるということなので、「駅を降りて探すのに苦労したもの」や「帰宅後に知って残念に思ったもの」などがタイムリーに送られてくるサービスとなることを期待したい。
《RBB TODAY》
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