ポリコム:SoundPoint IP500 |
統合ソリューションにより、両社は従来のIP電話よりも大幅なコストダウンと機能アップを図る。SS70VとSoundPoint IP 500間の通信には、IETF標準のMGCPプロトコルを採用。ソフトウェアのアップデートにより将来的な追加サービスにも対応できるとしている。
SS70Vは、内線通話、保留、転送、ピックアップ、同時鳴動、発信者情報通知、電話会議、ボイスメール、ユニファイドメッセージ、デスクトップポータルなどのサービスを提供する。また、VoIP導入時に問題とされてきたNAT、FireWall、DHCPによるアドレス変更やポートの迂回問題などにも対応しており、企業内ネットワーク上のIP-PBXソリューションを実現する。また、通信事業者が導入することで、企業ユーザに対してさらなる高機能を提供するという。SS70Vは、米ボーカルデータの回線事業者用ソフトスイッチVOISSをプラットフォームとして、1システムで100〜10万内線まで対応。年初の発売から現在までに12,000回線を超える国内販売実績を持つとされる。
SoundPoint IP 500は会議用電話メーカであるポリコム初のVoIP版高機能ビジネス電話機。大きなLCDとソフトウェア割り当ての可能な汎用キーを11個備え、会議電話メーカーならではの高音質反図フリー通話が可能。すでに、NTTコムウェアはSoundPoint IP500を約1000台導入し、自社内の電話網のVoIP化を推進。ボイスメールやユニファイドメッセージなどのサービスを業務で利用しているという。