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トレンドマイクロ、ウイルスバスターの最新版を11月に発売。公衆無線LANサービスなどに対応

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 トレンドマイクロは、コンシューマ向けのセキュリティソフト「ウイルスバスター2003リアルセキュリティ」を11月1日より発売すると発表した。ファイアウォール機能などを強化し、ウイルス駆除と不正アクセスに対して総合的な対策が計られているのが特徴だ。

 今回追加された新機能は以下の6つ。

 「無線LANセキュリティモード」は、設定画面からボタン操作1つでファイアウォールの設定を無線LANスポット(各種の公衆無線LANアクセスサービス)での利用に適した構成に変更できるというもの。無線LANスポットで利用する際に、共有フォルダにアクセスされてファイルを盗み見られたり、改ざんされたりといった不正なアクセスを防止できる。「無線LANモード」をオンにすると、基本的に自PCからの通信への応答のみが通過できるようになり、外部からのアクセスが遮断されるようになる。無線LANモードをオフにすればすぐに家庭やオフィスなどで使用している設定に戻るため、手軽に切り替えられるというメリットがある。

 ファイアウォール関連では、ポート単位で通信の許可・禁止が設定できる「インターネットアクセスコントロール」や、個別のプログラムが通信を開始しようとするのを検出してブロック・確認できる「パケットの自動検出機能」がある。パケットの自動検出機能は、PCの情報をインターネットに漏洩させる「スパイウェア」の対策としても有効だ。

 ウイルス関連の新機能では「ウイルス緊急警告」機能が注目だ。これは、トレンドマイクロのウイルス解析・サポートセンターである「TrendLabs(トレンドラボ)」からの大規模感染警告を、デスクトップにポップアップ表示するというもの。ウイルスパターンファイルが作成・配布される前の段階でも、ウイルスに関する警告をあらかじめ受けて用心できるようになる。

 また、初心者向けに「ウイルス処理アシスタント」も用意された。これは、ウイルスバスターがウイルスを検出した際に、駆除や削除など、どのように対応したらよいかをウィザード形式でガイドするという機能だ。常時接続環境向けにはウイルスパターンファイルの更新頻度をより短くし、確認なしで完全自動アップデートする「インテリジェントアップデートforブロードバンド」も追加された(従来と同様のインテリジェントアップデート機能も選択できる)。

 ウイルスバスター2003リアルセキュリティは、Windows98/98SE/Me/NT Workstation4.0/2000 Professional/XP Professional/XP Homeで動作する。パッケージ構成および価格は、以下のとおり。

 シングルユーザ版:8,500円
 2ユーザ版:12,800円
 ダウンロード版:オープン価格
 デジキューブ版:8,500円

 いずれもプログラムの内容は同一。発売日は11月1日で、デジキューブ版のみ11月7日の予定となっている。
《RBB TODAY》
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