Xbox Liveでは、「ゲーマータグ」と呼ばれるIDをユーザー毎に割り振り、これを使って各ソフトの認証などを一元的に管理する。接続中は、ハイスコア競争やネット対戦の相手をさがす「マッチメーキング」、オンライン状態の友人を表示する「フレンドリスト」、音声チャットの「Xboxボイスコミュニケータ」などが利用できる。
Xbox Liveの本格運用時期は、今年秋の予定(日米欧の三地域とも)と、出遅れた感はいなめない。しかし、すでにネットワークゲームの本格運用を始めている、PlayStation2(SCEI)と比較すると、Xbox Liveは初期費用の面でアドバンテージがある。「PlayOnline」(PlayStation2で利用するオンラインコンテンツ)を利用するために必要な「PlayStation BB Unit」は買取時で18,000円とかなり高額であるが、「Xbox Live」では49.95ドル(7,000円弱)と半額以下で設置できる。この点は、イーサネットポートと、ハードディスクを初期装備しているXboxならではの利点といえるだろう。
《RBB TODAY》