Yahoo!明日より商用サービス。他社の追従値下げに対してエンドユーザにとってはいい結果につながったと
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一方、下り最大8Mbpsで月額2,280円というYahoo! BBの登場で、ADSLサービスを展開中のISPやCATV事業者は相次いで対抗値下げに踏み切った。中には近鉄ケーブルネットワーク(2,200円)やコジマ(2,270円)、グローバルメディアオンライン(1,980円=キャンペーン価格)のように、接続速度こそ1.5Mbpsとはいえ、Yahoo! BBを下回る料金を打ち出す事業者も現れている。
これを受けて立つヤフー編集長の影山工氏は、本編集部のインタビューに答え、「各社がこんなに速く値下げしてくるとは思わなかったが、ユーザにとってはいいことだと思う。こちらにもいい意味で危機感が生まれるし、改めて頑張ろうという気になる」と商用サービス開始へ意欲を示した。また、Yahoo!Japanのコンテンツ全体を統括する影山氏は、今後はYahoo! BB向けコンテンツの充実とともに、Yahoo!本体のサービスにおいてもブロードバンド対応を進めていく方針を明らかにした。
具体的には米Yahoo!が提供しているオンラインアルバムサービス「Photos」やストレージサービス「Briefcase」を9月中にスタートさせるとともに、無料ホームページ開設サービス・ジオシティーズをストリーミング対応にする計画だ。
(影山工氏へのインタビュー詳報は来週掲載の予定)