トップ > エンタープライズ > セキュリティ

2010年はアドビの“厄年”? 悪質なPDFファイルが蔓延 ~ マカフィー調べ

2010年6月16日(水) 13時08分
サイバー攻撃(エクスプロイト)の手法の内訳。紫(PDF)がじょじょに増えているの画像
サイバー攻撃(エクスプロイト)の手法の内訳。紫(PDF)がじょじょに増えている
アドビ製品に関する脆弱性情報の数の画像
アドビ製品に関する脆弱性情報の数
2010年に報告された件数と内訳(4月まで)の画像
2010年に報告された件数と内訳(4月まで)
 マカフィーは15日、「悪質なPDFファイルの増加傾向」について、解説する文章を公表した。

 現在、不正なPDFファイルをともなうマルウェアが多数存在している。そして2008年まで、PDFの脆弱性の利用に関連するマルウェアは2%未満だったが、2009年には17%、2010年第1四半期には28%に達しているという。米国NISTが管理する脆弱性情報データベース(National Vulnerability Database)にある、アドビ製品の情報(CVE)を見ると、2009年に急増しているのがわかる。またその内訳も「HIGH」が過半数を占めている。

 そして今年2010年についても、アドビ製品の脆弱性が登場し続けている。1月1日から4月までの記録を見ると、発見数されたうち5件が「中」レベル、約30件が「高」レベルの脅威と評価されている。現在、犯罪者達が構成している“Zeusボットネット”でもPDFの脆弱性が利用されていることが確認されている。ただし、この脆弱性をはじめとする15件の脆弱性は、最新の修正プログラムですでに対応済みとなっているとのこと。

 マカフィーによれば2007年から2008年初頭までに収集されたサイバー攻撃の大半は、HTML/iframe、WMF、DCOMの脆弱性に関係していたが、2009年以降は、PDFの占める割合が急増しているとのこと。同社は「2010年はアドビ製品にとって、非常に危険な年といえそうです」としてレポートを結んでいる。
《冨岡晶》
注目の情報[PR]

注目ニュース

マカフィー、仮想化環境向けセキュリティプラットフォーム「MOVE」を発表

 マカフィー(McAfee)は10日、仮想化環境のセキュリティ管理最適化ソリューションを発表した。

「ブラジル代表ドゥンガ監督、ファンから暴行!」……というメールに要注意、マカフィーが警告

 マカフィーは10日、最近のブラジルでのスパムメールの事例として、サッカーのブラジル代表ドゥンガ監督が暴力沙汰に巻き込まれたというデマを利用したものを紹介、注意喚起を行った。

2010年第1四半期の脅威トップ3は、「USBマルウェア」「学位取得スパム」「地震関連Web検索」 ~ マカフィー調べ

 マカフィーは24日、2010年第1四半期の脅威レポートを発表した。それによると、世界第1位のマルウェアは「USBワーム」であることがあきらかになったという。

特集

PDF

RSS

特集・連載

ブロードバンド/無線LANスポット検索

ブロードバンド検索
-

ピックアップフォト