「産業交流展」では、情報、環境、医療・福祉、機械・金属分野で活躍する中小企業の製品や技術が数多く紹介されていた。情報関係では、太陽光発電を利用した自立型WiFi通信サーバ「インテリジェント エコ ターミナル」(以下、ITe)が目を引いた。
太陽光発電システムは京セラ、日立を始めとする各社が出展したが、東芝も、9月に発表した“変換効率世界NO.1”(9月中旬時点)の「240Wモジュール」をCEATECに出展。
太陽光発電へ各社が注目するのは、エコの高まりばかりではなく補助金制度のためでもある。
2009年の売電制度スタート以来、住宅用太陽光発電システムの市場は大きく拡大している。先頃、矢野経済研究所が発表したデータによると、2010年度の太陽光発電システムの国内市場規模は前年度比で1.7倍の6553億円。