木暮祐一(こぐれゆういち)氏。青森公立大学 准教授/博士(工学)、モバイル研究家として活躍し、モバイル学会の副会長も務める。1000台を超える携帯コレクションを保有
スマートフォンにカバーを付けて利用しているユーザーも多いと思うが、筆者の場合、端末そのもののデザインや質感に魅せられてセレクトすることも多い。
20日にパシフィコ横浜で開催された一般社団法人ブロードバンド推進協議会による「BBAワイヤレス・ブロードバンド・フォーラム」に登壇し講演させていただいた。
先だって、福井県鯖江市で開催された「電脳メガネサミット」というシンポジウムを聴講してきた。
前回の連載ではNECビッグローブのMVNOサービス「BIGLOBE 3G」について触れたが、実際に端末を使っていると、もっとイロイロと話したいことが増えてくる。それに合わせて、いくつか疑問に思うことも出てきた。
東日本大震災のとき、多くの方が「いざというときにケータイは使えない」ということを実感されたのではなかろうか。筆者もあの時は筑波大学で学会に参加していて、震度6弱(つくば市)という人生史上体験したことの無い揺れに遭遇した。