世界各地域では、1章で記した3方式をベースに国ごとに定められた運用仕様に基づき、デジタル放送の実用化が進んでいる。
放送のデジタル化は、米・欧・日のグローバル標準規格を基本としつつも、実際の運用は各国向けにローカライズされて実施されている。さらにIP(Internet Protocol)網を利用した配信サービスや移動体向けサービス、3DTVなど新しい技術を導入したサービスが始まりつつある。