6日、日本各地で観測された「金星の太陽面通過」は、太陽観測衛星「ひので」からも観測された。宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「ひので」衛星がとらえた同事象の一部をホームページ上で公開した。
金星の太陽面通過が始まり、国立天文台が岡山天体物理観測所からUstreamによるライブ中継を開始した。7時40分現在、太陽の左側にくっきりと金星の黒い点が確認できる。
6日、地球から見て、内惑星である金星が太陽の前を横切る現象である「金星の太陽面通過」が起こる。金星は午前7時頃から午後2時頃にかけて、ゆっくりと太陽面を通過し、その様子は小さなほくろのように観察できるという。