デマントの旗艦ブランドで120年以上の歴史をもつオーティコン補聴器(東京都品川区、プレジデント:齋藤徹、以下 オーティコン)は、「Oticon Play SI(TM)(オーティコン プレイSI)」(以下、プレイSI)を本日、7月22日(水)より全国のオーティコン取扱い補聴器専門店、眼鏡店、百貨店にて発売します。
本製品は、オーティコン第2世代の高度なAIによる音処理、人間のコミュニケーション行動に関わる知見に基づいたじぶんセンサー(4Dセンサー)[1] そして次世代のコネクティビティを搭載したオーティコンが提供する先進の小児向け補聴器です。活発な子どもの日常生活に対応できるよう、耐久性にも配慮しています。「ミニRITE R」と「ミニBTE R」(ともに充電式)の2スタイルで展開します。
本製品の発売により、小児補聴ケアにおける新たな基準を提示するとともに、難聴のある子どもたちが周囲の世界とつながり、学びやコミュニケーションに積極的に参加できることを目指しています。



■開発背景
小児用補聴器には、成長期の子どもたちの言語発達や学習環境に配慮した最適化と設計が求められます。「難聴を抱える子どもが、周囲の世界とつながり学びやコミュニケーションの場に積極的に参加するために、補聴器はどうあるべきか」オーティコンはこの問いを追求し、多くの検証と改良を重ねて本製品を開発しました。難聴を抱える子どもにとって補聴器は、教室や遊び場などの騒がしい環境においても、発達や社会参加をシームレスに支えるものであることが求められます。そのためには、耐久性に優れ、長時間使用できるバッテリー性能を備えるとともに、デジタル機器とつながる信頼性の高いBluetooth(R)接続機能、さらには一人ひとりに最適化された聞こえの提供が不可欠です。プレイSIは、難聴を抱える子どもたちの聞こえを自然に支え、一瞬一瞬の体験をより豊かなものにするとともに、周囲の世界とのつながりや積極的な参加を後押しできるよう設計されています。
■「オーティコン プレイSI」の主な特長とユーザーメリット

■ エビデンス
Boys Town National Research Hospitalによる最近の研究[2]において、軽度から重度の難聴児、および10代の若者 (12~18歳) を対象に、じぶんセンサー(4Dセンサー)技術の有用性について調査を行いました。さまざまな聴取環境での、4Dセンサー技術をオン/オフにして評価したところ、じぶんセンサー(4Dセンサー)をオンにすると、オフの場合と比較して、50%の被験者で文章の聞き取りが改善されたことが確認され、77%で聞き取り時の負担軽減が確認されました。また、最近の調査によると、10代前半から10代後半の若者の83%が、従来のBluetooth(R)よりも当社のBluetooth(R) LE Audio接続を好んでいることが明らかになりました[3] 。聞こえの向上だけでなく、デジタル機器との接続性も、補聴器を選ぶうえで重要な要素であることが示されています。
■オーティコン補聴器 小児オーディオロジー研究ディレクター、デビッド・ゴーデイのコメント
「オーティコン プレイSI」は、単に音へのアクセスを改善するだけでなく、子どもの健やかな発達を支える製品です。子どもにとって“聞こえ”は、言語、学習、そして社会的交流の基盤となります。複雑な環境でもクリアに音が聞こえることで、語彙の習得や授業理解、自信を持った対人交流につながります。さらに、小児やティーンなどにとってはストリーミングも重要な要素です。音楽を楽しんだり、教育コンテンツにアクセスしたり、友人や家族とつながる手段であるためです。
プレイSIは、子どもからティーンまで、一人ひとりが周囲の世界とつながり、生活のあらゆる場面で可能性を広げられるように支援します。
■オーティコン補聴器 プレジデント、齋藤徹のコメント
オーティコンは、「難聴が制限とならない世界の実現」を目指し、これまで一人ひとりの聞こえのニーズに寄り添った製品開発を続けてきました。成長期にある子どもたちは、日々多くの学びや経験を積み重ねています。この大切な時期に、適切な聞こえのサポートは、将来の可能性を広げるうえで重要な役割を果たしています。この度発売する「オーティコン プレイSI」は、小児補聴ケアのために設計された先進の補聴器です。オーティコンの補聴器開発理念である「ブレインヒアリング」に基づき、高度な音処理技術と意図を汲み取るセンサー技術、さらにコネクティビティを搭載することで、子どもたち一人ひとりの多様な聞こえのニーズに応えることを目指しました。また、本製品には、世界各国で高い評価をいただいている成人向け補聴器「オーティコン インテント」の主要技術を採用しており、実績あるイノベーションを小児補聴ケアの分野へと展開しています。
オーティコンは今後も、小児補聴ケアに携わる医療・教育関係者ならびに保護者の皆さまとともに、難聴を抱える子どもたちのより良い聞こえ環境の実現に貢献してまいります。
■ 製品シリーズ:< プレイ SI1、プレイ SI2>

▼「Oticon Play SI(オーティコン プレイSI)製品ページ
https://www.oticon.co.jp/products/hearing-aids/family/play-si
[1]4Dセンサーは初期設定ではオフであり、Oticon Genie 2で有効化が必要
[2]Gordey & Preszcator (2025). Supporting meaningful participation in tweens and teens with Oticon 4D Sensor technology. Oticon Research Brief.
[3]Gordey & Preszcator (2025). Growing up with Oticon: Supporting Children and Teens with Oticon Play SI. Oticon Whitepaper.
■オーティコン補聴器について
オーティコン(Oticon)は、1904年にデンマークで創設された補聴器メーカーで、デマントを代表する補聴器ブランドです。企業理念に「Life-changing technology(ライフチェンジング テクノロジー)」を掲げ、難聴による制限のない世界の実現を目指して、革新的な補聴器と聴覚ケアソリューションを提供しています。オーティコンは聞こえと脳に関する基礎研究を行うエリクスホルム研究センター(Eriksholm Research Centre)の知見を活かし、聴覚学、脳神経科学、電子工学など多分野の研究に基づいた製品開発を推進しています。オーティコンの全ての製品は、脳から聞こえを考える、独自開発理念「BrainHearing(TM)(ブレインヒアリング)」に基づいて設計されています。世界中の人々のより良い聞こえとコミュニケーションを支援しており、日本では1973年より補聴器の製造・販売を行っています。
■デマントグループについて
デマントは、世界有数の聴覚ヘルスケアグループで、1904年にデンマークのオーデンセで補聴器の輸入商から始まりました。現在聴覚ケア、補聴器、診断機器やサービスに至るさまざまな分野で革新的な技術、ソリューション、専門知識を提供し、聴覚ヘルスケアを通して、人々の人生を大きく変えていくことを目指しています。デンマークに本社を置く当グループは、世界中で26,000人強の従業員と共に、130カ国でビジネスを展開しています。デマントA/Sの過半数の株式は慈善財団であるウィリアム・デマント財団に保有され、デマントA/SはNASDAQコペンハーゲン証券取引所に上場、取引高上位25銘柄に名を連ねています。
▼オーティコン補聴器ホームページ
https://www.oticon.co.jp/
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