
『河川敷の「原住民」令和ホームレスの実像』
都市の片隅で、人はどのように生きているのか。そして、その生き方は本当に「自己責任」で片づけられるものなのか。
Newsweek日本版オンラインで反響を呼んだ連載をもとに、令和日本の「見えない現実」を描き出す渾身のルポルタージュ。
東京の河川敷で暮らすホームレスたちに、著者は3年以上にわたり密着取材を続けてきた。
外国人でありながら、日本社会の内側にも深く関わる存在である著者の二重の視点は、日本人が無意識のうちに目を背けてきたホームレスへの「静かな無関心」を鋭く照らし出す。
洪水、寒波、猛暑、感染症、犯罪――過酷な環境の中で生きる彼らの日常、過去の挫折、そして人生観が、連載を通じて時間をかけて丁寧に記録されていく。
「私はホームレスになったその日から、この選択を人生の冒険としてきた」
野外生活を“冒険”と呼ぶあるホームレスの言葉は、「貧困は自己責任」という単純な物語を根底から揺さぶる。そこには、危険や不安と隣り合わせでありながらも、自らの人生を引き受けようとする強い意志がある。
巨大都市・東京の豊かさの陰に広がる、もうひとつの世界。
本書は、その現実をセンセーショナルに消費するのではなく、確かな取材に裏打ちされた言葉で、静かに、しかし確実に読者の価値観に問いを投げかける。
読み終えたあと、あなたの中で「当たり前だと思っていた社会の見え方」が、少し変わっているはずだ。
【目 次】


「第1章 兄弟」より。兄弟のようにお互い助け合う桂さん(右)と斉藤さん(左。ともに仮名)

「第6章 若年ホームレス」より。宇海くん(仮名)はホームレスとしては若い。それでも空き缶運びは重労働だ
【著者プロフィール】
趙海成(チャオ・ハイチェン)
在日中国人ジャーナリスト、フリーのライター/カメラマン。1982年、北京対外貿易学院日本語学科を卒業。1985年に来日し、日本大学芸術学部でテレビ理論を学ぶ。1988年、日本初の在日中国人向け中国語新聞「留学生新聞」の創刊に関わり、10年間、初代編集長として紙面を牽引。著書に『在日中国人33人の それでも私たちが日本を好きな理由』(CEメディアハウス)、『私たちはこうしてゼロから挑戦した──在日中国人14人の成功物語』(アルファベータブックス)、ニューズウィーク日本版ウェブサイト(2024~2025年)に連載『荒川河畔の原住民』などがある。
【書誌情報】
タイトル:『河川敷の「原住民」 令和ホームレスの実像』
定価:1,100円(税込み)
発行:扶桑社
発売日:2026年3月26日(木)
ISBN: 978-4594102616
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