Dixstone社、グローバルなオフショア事業の基盤としてIFS Cloudを採用 - PR TIMES|RBB TODAY
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Dixstone社、グローバルなオフショア事業の基盤としてIFS Cloudを採用


IFS Cloudの導入により、世界各地のエネルギーサービス事業におけるオペレーショナル・エクセレンスとサステナビリティを推進

2025年12月09日、英国ロンドン発 - 産業用AIソフトウェアのリーディングプロバイダーであるIFSは本日、Dixstone社がグローバルなオフショア事業の統合基盤としてIFS Cloudを採用したことを発表しました。Dixstone社は、10カ国にまたがる事業と2,200名超の専門家の業務をIFS Cloudで近代化し統合することで、安全性、イノベーション、サステナビリティの向上を図ります。この決定は、同社のデジタルトランスフォーメーションにおける重要な節目であり、オフショアの石油ガスバリューチェーン全体における卓越性へのコミットメントを示すものです。


Dixstone社は、Perencoグループのオフショアサービス機能を統合する目的で設立され、建設、掘削および油田サービス、ワークオーバー、海洋サービス、廃止措置における統合ソリューションを提供しています。英国初となるCCS(二酸化炭素回収・貯留)向けCO2圧入テストや、同種の船舶として世界最大級の自己昇降式重量物揚重ジャックアップ船である廃止措置プラットフォーム「Obana」など、画期的なプロジェクトを通じて急速に事業を拡大してきました。こうした成長を支えるため、同社の高い目標に応えられるデジタルプラットフォームを必要としており、深い業界特化機能とモジュール型設計、高い拡張性を備えたIFS Cloudの採用を決定しました。


IFS Cloudの導入により、Dixstone社は、オフショア改修や設置工事、海洋サービス、廃止措置など、多様なプロジェクトポートフォリオ全体で強固なプロジェクト財務管理と統合的なガバナンスを実現します。リアルタイムの計画、実行、モニタリングを通じて、プロジェクトの予算やタイムライン、リソース配分を精緻に管理し、複雑なプロジェクトを、工期内・予算内で、かつ最高水準の安全基準に沿って完遂できる体制を構築します。


さらに、IFS Cloudにより、リグ、船舶、プラットフォームから構成されるDixstone社のグローバルな保有資産フリートに対して、、オペレーションと保守を統合的に管理できるようになります。予知保全や資産データの一元管理を活用することで、稼働時間を最大化し、資産寿命を延ばすとともに、運用に影響が出る前に課題へ先回りして対応することが可能になります。この包括的なアプローチにより、同社は運用効率を高めるだけでなく、安全性とサステナビリティ、そして長期的な企業価値の向上につなげていきます。


Dixstone社 ゼネラルマネージャーのJean-Christophe Le Gal氏は、次のように述べています。
「IFS Cloudは、当社のグローバルな事業運営とサステナビリティ目標を支えるために必要なアジリティと深い機能を提供してくれます。これは単なるシステムではなく、戦略的な推進力です。」


IFS チーフレベニューオフィサーのSimon Nieslerは、次のように述べています。
「Dixstone社によるIFS Cloudの導入は、グローバルなエネルギー企業にとって、プロジェクトの一元的なコントロールと統合された資産管理がいかに重要であるかを浮き彫りにしています。複雑なプロジェクトに対するリアルタイムの財務モニタリングと、世界中のリグや船舶、プラットフォームでの予知保全を組み合わせることで、Dixstone社はオペレーショナル・エクセレンスとアジリティにおける新たな基準を打ち立てています。オフショアエネルギー分野において、安全で持続可能かつ革新的なソリューションを提供しようとする同社のビジョンを支援できることを誇りに思います。」

今回の導入は、Dixstone社が掲げるオペレーショナル・エクセレンスと長期的なサステナビリティの追求と一致しています。探鉱から廃止措置に至るまでE&Pバリューチェーン全体のプロセスをIFS Cloud上で統合することで、同社は環境負荷を低減しつつ、お客様に最適化されたモジュール型ソリューションを提供し、世界各地で新たな価値創造を実現していきます。

Dixstoneについて
Dixstone社は、オランダ王国フーフトドルプに本社を置くPerencoグループの関連会社であり、エネルギー産業向けの統合ソリューションを専門としています。10カ国にわたる事業拠点と2,000名を超える経験豊富な専門家チームを擁し、エンジニアリングサービスにおける豊富な知見とイノベーションを結集して、油ガスバリューチェーン全体とその先をカバーしています。

Dixstone社は、2003年の最初のタンカー改造プロジェクトから事業を拡大し、現在ではガボンとオランダに二つの自社造船所を有する大規模な企業グループへと成長しました。造船、リグおよび船舶の改造、掘削およびオフショアサービス、廃止措置、保守、海洋フリートマネジメントなど、幅広いサービスを提供しています。

同社は、エネルギー最適化や次世代リグ・船舶の設計など、優れたESGパフォーマンスを備えた取り組みを通じて、産業界全体の地球温暖化抑制に貢献することを目指しています。また、これらの目標に沿う社会的責任および環境保全のイニシアチブを優先しながら事業を推進しています。Dixstone社は、Perrodoファミリーが所有するエネルギー企業グループの一員です。
Dixstone社は、ISO 9001、ISO 14001、ISO 45001の各認証を取得しています。

IFSについて
IFSは、産業用AIおよびエンタープライズソフトウェアの分野で世界をリードするプロバイダーであり、製造、資産管理、サービス運用を通じて、地球を支え、守るハードコアなビジネスを支援しています。IFSのテクノロジーは、製品を製造し、複雑な資産を保守し、サービス重視の業務を管理する企業が、産業用AIの変革力を活用し、生産性、効率性、持続可能性を向上させることを可能にします。


IFS Cloudは、AIを活用した完全にコンポーザブルなプラットフォームであり、お客様の特定の要件やビジネスの進化に柔軟に対応できるよう設計されています。ERP、EAM(企業資産管理)、SCM(サプライチェーン管理)、FSM(フィールドサービス管理)などのニーズを包括的にカバーします。IFSのテクノロジーは、AI、機械学習、リアルタイムデータ、アナリティクスを活用して、お客様が十分な情報に基づいて戦略的な意思決定を行い、「サービスの瞬間 (Moment of Service(TM)) 」を実現できるように支援します。


IFSは1983年に、最初のお客様の敷地の外にテントを張った5人の大学の友人によって設立されました。彼らは、年中無休で対応し、お客様のニーズを第一に考えていました。それ以来、IFSは80カ国で7,000人以上の従業員を抱えるグローバルリーダーに成長しました。機敏性、顧客中心主義、信頼という基本的な価値に基づいて、IFSは価値を提供し、戦略的変革を支援することで世界的に認められています。当社は、この分野で最も推奨されるサプライヤーです。その理由については、ifs.com/jaをご覧ください。

※本プレスリリースは、2025年12月9日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳版です。

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