熟練の技工と最新技術によってたどり着いた、アナログとデジタルの融合。未来へ歩み続けるデンチャーのパートナー「Livion(リヴィオン)」が誕生 - PR TIMES|RBB TODAY
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熟練の技工と最新技術によってたどり着いた、アナログとデジタルの融合。未来へ歩み続けるデンチャーのパートナー「Livion(リヴィオン)」が誕生

医院の効率化と、患者様の「生きる喜び」を実現。フルデンチャーからパーシャルデンチャーまで、デジタルデンチャーの技術を築きます


三和デンタルが正式リリースするデジタルデンチャー「Livion(リヴィオン)」

株式会社三和デンタル(本社:東京都大田区、代表:大上 徹、以下 三和デンタル)は、義歯製作の新たな選択肢となるデジタルデンチャー「Livion(リヴィオン)」を発表しました。
近年、歯科医療の世界では急速なデジタル化が進んでいます。しかし、その一方で「義歯(デンチャー)」の製作分野では、その複雑さからデジタル化への移行に多くの課題を抱え、普及は限定的でした。
そんな潮流において、三和デンタルはいち早く口腔内スキャナー(iOS)やCAD/CAM、3Dプリンターといったデジタル技術を駆使した「デジタルデンチャー」製作体制を強化してまいりました。そこへ長年培ってきたアナログの「熟練技術」を掛け合わせて誕生したのが、「Livion」です。

2025年11月2日に行われた歯科医院様向け大規模セミナー「デジタル義歯の今とこれから」の様子

デジタルデンチャー「Livion」に込めた思いと、患者様への提供価値
Livion」という名称には、「生きる、暮らす:Live」「未来像、夢:Vision」「続く、進む:On」という意味が込められています。
実際に「Livion」のデジタルプロセスは、患者様の様々なニーズに応える柔軟性と、デジタルならではのスピード感、高精度を兼ね備えています。
最短での義歯提供
デジタル化により製作工程が劇的に効率化され、従来の手間と時間を大幅に短縮。急な義歯の必要性にも迅速に対応します。
スムーズな術前・術後フォロー
抜歯予定があり、事前に義歯を準備したい場合、術前のデジタルデータを活用することで、術後の義歯製作や調整も円滑に行えます。
訪問診療や通院負担の軽減
通院が困難な患者様や、訪問診療の現場においても、デジタルデータに基づいた製作は大きな力を発揮します。患者様それぞれの事情に合わせた、柔軟な対応が可能です。

データ管理による迅速な再製作
一度製作したデジタルデータは安全に保存・管理されます。万が一、義歯を紛失・破損された場合でも、データから迅速に再製作が可能。「今週中に再製作を」「来週中までに新しいものを」といった急なご要望にもお応えできます。

従来の義歯ご依頼方法と、デジタルでの義歯ご依頼の方法

「既存義歯スキャン」が実現する、負担なき製作プロセス
Livionの製作は、医院様の環境に合わせて柔軟に対応可能です。まず歯科医院様からiOS(口腔内スキャナー)データ、または従来の石膏模型をお送りいただきます。iOSデータの場合、スキャンしたデータをもとに、デジタル上で精密な作業模型を再現します。
このプロセスの大きな特徴は、現在ご使用中の義歯をスキャンできる点にあります。これにより、患者様は型取りのためのご来院の負担や不快感を大幅に軽減できます。さらに、データ化によって製作が進んでいる間も、既存の義歯を継続して使用することが可能です。
この技術は、現在の義歯をコピーする「コピーデンチャー」や、治療段階で用いる「治療義歯」としても幅広く応用でき、患者様の状態に合わせた段階的な治療を強力にサポートします。


実際にスキャンデータを元に造形しているプリントデンチャーの様子

スキャンデータをもとに、熟練の歯科技工士が3D CADソフトウェア上で最適な義歯を設計。設計データは最新の3Dプリンターやミリングマシンなどの加工機に送られ、精密に造形されます。

造形後は、余分なレジン液の洗浄、造形物を支えるサポート材の除去、強度を高めるための光重合といったプロセスを経ます。コピーデンチャーには自然な色合いを再現するカラーリングを施し、マルチレイヤー(多層構造)の場合は精巧な組み立てを行います。

最後に、熟練の技術者による仕上げ研磨を経て、高精度で美しい仕上がりの
デジタルデンチャー「Livion」が完成します。
パーシャルデンチャーへの挑戦「Livionスマイル」

デジタルで作成した三和デンタルのパーシャルデンチャー(部分入れ歯)である「スマイルLivion」の実物

三和デンタルのデジタルデンチャー「Livion」の挑戦は、フルデンチャーやコピーデンチャーだけに留まりません。
これまで、多くのデジタルデンチャーはフルデンチャーに特化していました。残存する歯との複雑な関係性を考慮しなければならない「パーシャルデンチャー(部分入れ歯)」への応用は、技術的にも難易度が非常に高く、課題の多い領域とされてきたためです。
しかし、三和デンタルは創業以来、ノンクラスプデンチャー「スマイルデンチャー」を通じて、金属バネを使わない審美性と快適性の両立を追求し、膨大なアナログ(従来型)のノウハウを蓄積してきました。
その長年の技術の蓄積と、「Livion」で確立した最新のデジタル設計・製造技術を融合させ、デジタルデンチャーとしての新しいパーシャルデンチャー、「Livionスマイル」を実現しています。


ディスクをミリングして、パーシャルデンチャー「Livionスマイル」を作成している様子

Livionスマイルは、技術的には製作可能な段階に達しており、新しいデジタルデンチャーとしてリリースをさせて頂きます。
Livionは患者様・歯科医院様と並走しながら、患者様一人ひとりに合わせた最適な補綴提案を実現しています。

従来のスマイルデンチャーで培った「薄く、美しく、違和感のない義歯づくり」という哲学はそのままに、「Livion」のデジタル技術を掛け合わせ、より複雑な症例にも対応可能な未来を実現して参ります。
アナログとデジタルの融合が創る、笑顔の未来

長く続く人生に必要な歯科技工・笑顔を三和デンタルは作ってまいります

三和デンタルのデジタルデンチャー「Livion(リヴィオン)」は、アナログの熟練技術が持つ「審美性」や「快適性」と、デジタルの「高精度」と「スピード」を掛け合わせることで、より多くの患者様に、より快適で美しい義歯を届けます。
人生100年時代と言われる現代。日々の暮らしの中で、おいしく食事し、ご家族やご友人と気兼ねなく会話を楽しみ、そして自分らしく、ありのままの笑顔でいることは何にも変え難い幸福です。
「Livion」はそうした患者様の「生きる喜び」を口腔内から支え、未来へ共に歩み続けるパートナーであり続けます。

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