Quollio、AI活用を促進する「MCPサーバー機能」のベータプログラムを提供開始 - PR TIMES|RBB TODAY
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Quollio、AI活用を促進する「MCPサーバー機能」のベータプログラムを提供開始

~Quollio Data Intelligence Cloudと外部クライアントを接続し、メタデータの自動更新、AI活用を加速~

日本のエンタープライズ企業向けに次世代データインテリジェンスソリューションを提供する株式会社Quollio Technologies(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO:松元 亮太、以下「Quollio」)は、AIとの連携によりデータ活用を加速させる「MCPサーバー機能 ベータプログラム」を2025年12月1日より提供開始しました。

本プログラムを通じて提供される「MCPサーバー機能」(以下、本機能)は、Quollio Data Intelligence Cloud(以下、QDIC)に登録されたメタデータを外部のMCPクライアント(例:Claude Desktopなど)から取得したり、メタデータ情報を書き込むことを可能にします。これにより、データスチュワードやデータサイエンティストが利用するLLM基盤とQDICを連携させ、メタデータ管理の自動化とデータ&AI活用の高度化の実現を目的としています。
■本機能提供の背景
生成AIの業務適用が進む中、AIがより正確な回答を生成するためには、データの所在や意味、文脈を示す「メタデータ」が適切に整備されていることが不可欠です。しかし、多くの企業においては、メタデータ管理に関して次のような課題が顕在化しています。
- 必要なデータにたどり着くまでの探索負荷データ活用の促進を目指すデータ分析者や業務ユーザーは、膨大なデータ群の中から求める情報を発見するのに時間がかかっており、「AIとの対話を通じてリアルタイムにメタデータへアクセスしたい」というニーズが高まっています。
- メタデータ整備に伴う運用コストの増加データスチュワードなどデータの管理業務やデータ活用促進を担うユーザーにおいては、メタデータの登録・更新・ドキュメンテーションに関連する作業が増加しており、「AIを活用してメタデータ管理プロセスを自動化したい」という要望が強まっています。

今回提供する本機能は、生成AIなどのMCPクライアントとQDICをシームレスに接続することで、これらの課題の解決を支援します。これにより、利用者によるデータ探索の迅速化と管理者によるガバナンス業務の効率化を同時に実現し、企業全体のデータ活用力向上に寄与します。
■MCPサーバー機能(ベータ版)概要
本プログラムは、Quollioが開発中の「MCPサーバー機能」を、参加企業が評価・テストする目的で本機能のベータ版を利用する機会を提供します。

利用期間: 2025年12月1日~2026年3月31日(予定)
利用の前提:
本機能の利用には、Quollio Data Intelligence Cloud(QDIC)の契約(利用実績)があることが条件になります。
主な機能:
- 検索機能:任意のキーワード(例:「店舗」「売上」「顧客」)や、サービス名(例:「postgres」「snowflake」)、アセット種別(例:「table」「column」)など、条件を設定してメタデータを検索できます。
- 詳細情報取得:各アセットに関する基本情報(論理名、物理名、概要)、階層情報、子アセット、タグ情報、統計情報など、QDICに登録されたメタデータを取得できます。
- メタデータ更新:
- - 基本メタデータ更新: データの論理名や概要を更新できます。
- - カスタムプロパティ更新: QDIC上で設定された固有のメタデータ項目を更新できます。
- タグ管理:タグの作成・更新・削除、およびアセットへの複数タグの一括適用・解除が可能です。


Quollio Data Intelligence Cloud - MCPサーバー機能 アーキテクチャ概要図

本プログラムへの参加企業は、無償で本機能の評価・テストを行う目的で利用できます。参加企業からのフィードバックは、本機能および当社製品の改善、開発に活用される予定です。
■本プログラムのメリットと期待される活用シーン
本機能は、データ&AI活用における具体的なユースケースの実現を支援します。

期待される活用シーンの例:
- データスチュワードシップの業務支援:カタログ内の未記入のメタデータについて、テーブル定義やデータ傾向に基づいた説明文やタグ付けを自動提案し、カタログを更新するなど、データスチュワードの管理業務負荷を軽減。
- データ活用の促進:データアナリストや一般ユーザーが、「売上を集計して」と依頼すると、AIがカタログ上の「正しい集計ロジック」や「除外フラグ」を参照してSQLを生成するなど、専門知識がなくてもデータの集計・分析を可能に。
- 変更時の影響範囲の一次確認:データスチュワードや開発者が、「テーブル定義を変更した場合の影響先は?」と尋ねると、データリネージ情報を参照し、関連するレポートや下流システムをリストアップし、調査の初動負荷を軽減。

さらに、経営層やマネジメント層においては、「KPI定義の確認」や「データオーナーの特定」といったガバナンス用途での活用も見込まれており、組織全体のデータリテラシー向上に寄与します。
■今後の展開
Quollioは、本プログラムを通じて得られた知見と顧客企業からのフィードバックに基づき、MCPサーバー機能の正式リリースに向けた機能改善を進めてまいります。また、本機能を通じて、AI活用によるメタデータ管理の高度化を実現し、日本企業全体のデジタル変革を推進していきます。


株式会社Quollio Technologiesについて
Quollio Technologies(Quollio)は、人類が持続的に価値を創造し、社会の課題を解決できる未来を目指すデータテクノロジー企業です。メタデータマネジメントを核としたQuollio Data Intelligence Cloudを提供し、企業のデータを真の資産に昇華させ、データガバナンスおよびAIレディネスの確立を実現します。Quollioは、日本の主要企業や公共機関が次世代の情報技術に適応できるよう支援し、デジタル変革を推進しています。

【会社概要】
会社名:株式会社Quollio Technologies
本社所在地:東京都港区浜松町2-10-6 PMO浜松町III 8階
代表者:代表取締役 CEO 松元亮太
事業内容:データインテリジェンスに関する製品の開発・提供
会社URL:https://quollio.com
採用URL:https://careers.quollio.com

※文中の社名、商品名などは各社の商標または登録商標である場合があります。

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