ERPC、ソルトレイクシティリージョン Premium VPS を新設。Solana DoubleZero CHI-SLC-LAX 専用線ネットワークの中核拠点として米国西部の通信効率を最適化 - PR TIMES|RBB TODAY
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ERPC、ソルトレイクシティリージョン Premium VPS を新設。Solana DoubleZero CHI-SLC-LAX 専用線ネットワークの中核拠点として米国西部の通信効率を最適化

Solana DoubleZero CHI-SLC-LAX 専用線ネットワークの中核に位置し、米国西部から中西部にかけての通信効率と安定性を最適化




ELSOUL LABO B.V.(本社:オランダ・アムステルダム、代表取締役CEO:川崎文武)と Validators DAO が運営する ERPC は、Premium VPS についてソルトレイクシティ(SLC)リージョンを新設しました。Solana DoubleZero CHI-SLC-LAX 専用線ネットワークの中核に位置し、米国西部から中西部にかけての通信効率と安定性を最適化します。

SLC は Jito BlockEngine が稼働する重要拠点であり、同ネットワーク上に ERPC ノードを構築しました。Premium Ryzen VPS および Limited Shredstream(Ryzen 構成)の提供を開始し、米国西部の Solana 環境をさらに強化します。

背景
ソルトレイクシティは、アメリカ西部における主要データセンター都市として長年発展してきました。地理的に内陸に位置しながら、西海岸(LAX・SJC・SEA)と中西部(CHI・DEN)の両方と効率的に接続できる構造を持ち、電力の安定供給、低い自然災害リスク、広帯域なネットワーク環境を兼ね備えています。これらの条件から、SLC は米国西部における中継拠点として適したロケーションです。

Solana DoubleZeroネットワークと専用線構成



DoubleZero は、Solana バリデータや RPC ノードを専用線で直結するネットワークで、パブリックインターネットに起因する経路変動や混雑の影響を抑えます。



この DoubleZero ネットワークでは、CHI-SLC-LAX を結ぶ 100Gbps 専用線ルートが稼働しており、ERPC は今回の SLC 新設によりこのルートの中核に拠点を配置しました。米国西部から中西部にかけての経路が短縮され、伝送の一貫性が高まりました。

Jito BlockEngineとの近接
ソルトレイクシティには Jito BlockEngine が稼働しており、ERPC は同一ネットワーク上にノードを構築しました。これにより、BlockEngine とのゼロ距離通信が可能となり、トランザクションの伝送経路を最短化しました。SLC はこれまで地理的にはBlockEngineに近いにもかかわらず、適切な高性能VPS環境が存在しなかったため、今回の構築により、低遅延かつコストパフォーマンスに優れ、安定した開発・運用基盤が整いました。

圧倒的な差の源泉



Premium Ryzen VPS は 5.7GHz 高クロックスピードの Ryzen CPU を基盤に、ECC DDR5 メモリ、NVMe4 ストレージ、25Gbps×2 のネットワークを備え、オーバーコミットを行わない設計を採用しています。仮想環境でありながらベアメタル級の一貫した処理性能を提供し、計算性能と通信性能の両面で安定した応答を実現します。

これらの構成は、ERPC が全リージョンで共通して採用している高品質基盤の中核であり、SLC でも同様に Premium VPS プランを利用できます。高クロック性能、ECC メモリによる整合性、そして一貫したネットワーク帯域の確保により、Solana RPC 環境に求められる安定処理を支えます。性能とコストパフォーマンスの両立が、この構成を支持する理由です。

新たな選択肢としての Limited Shredstream



Shredstream は UDP を用いた超低遅延配信方式であり、再送制御を行わない性質上、ネットワーク距離と安定性が速度の再現性に直接影響します。ERPC はこの特性を踏まえ、SLC においても BlockEngine と同一ネットワーク内にリソースを配置し、パケット損失やジッターを最小限に抑えました。

Limited Shredstream(Ryzen 構成)は Premium Ryzen VPS を基盤とする専有構成であり、これまでの専有 Shredstream よりも 87%以上高速であることが、ユーザー報告と早期テストで確認されています。共有 Shredstream と比較しても安定性と速度の再現性が高く、実環境で優位性を発揮します。Dedicated Shredstream から移行したユーザーからは、即時に観測できる性能向上が報告されています。

Solana RPC Bundle プラン



多くの開発者はまず WebSocket や Geyser gRPC から Solana のリアルタイムストリーム活用を始めます。すでにデコードされたデータを扱えるため導入が容易で、実装例も豊富で学習コストが低いからです。

一方で、プロはより高速な Shredstream を使います。現在のアプリを gRPC で安定稼働させつつ、より高速な Shreds の恩恵を並行開発で取り込むという実務的なニーズが強く、Bundle はこの需要を満たします。

これまで「もっと速いコネクションに挑戦したい」のに、環境整備やコストの壁で踏み出しづらい状況が続いていました。

Bundle では本番利用を想定した RPC と gRPC のコネクションを持っていれば、それよりも安い価格で Shredstream がセットになります。むしろ安くなるパック料金設定により、導入の心理的な障壁を取り除きました。

まずは RPC + gRPC でベースアプリを素早く構築し、その同じ環境の中で Shredstream を学びながら高性能化に移行できます。強者は Shredstream 単体で processed と confirmed の両方のデータを直接取り込みますが、そのためには独自にカスタマイズしたクライアントの開発が必要です。Bundle はまず Shredstream を確実に受け取れる経路を用意することで、この高度なステップへの橋渡しをします。

Bundle の gRPC もフィルター制限がなく、プロダクトの開発中は RPC の Devnet と Testnet にも対応します。

Solana 開発のスタートに最適であり、そのまま本番運用へスムーズに移行できる実戦的なプロダクトです。

導入や移行のご相談は Validators DAO 公式 Discord より受け付けています。

- Validators DAO 公式 Discord: https://discord.gg/C7ZQSrCkYR

ERPC、Validators DAOが解決する課題
- RPC環境で発生しがちなトランザクション失敗やレイテンシ変動
- 多くのインフラプロバイダーによる性能制限
- ネットワーク距離が通信品質に与える影響の大きさ
- 小規模プロジェクトほど高品質インフラへアクセスしづらい状況

私達は、オープンソース開発を支援するSolana NFTカードゲームプロジェクト Epics DAO の開発過程で、高品質かつ高速なSolana開発環境が容易に手に入らないという課題に直面しました。そこで独自のプラットフォームを構築し、その知見を基盤として ERPC や SLV を提供しています。

金融分野のアプリケーションは特にミッションクリティカルであり、遅延やエラーは直接ユーザー体験に影響します。分散したバリデータや Web3 特有の構造が重なり合う Solana 開発では全体像の把握が難しく、多くのプロジェクトが遅延や不安定さに悩まされてきました。

私達は必要とされる高性能な開発基盤を提供し、Solana エコシステム全体の開発体験とユーザー体験の向上に貢献していきます。ERPC も SLV も、その一環として位置付けています。

- ERPC公式サイト: https://erpc.global/ja
- SLV公式サイト: https://slv.dev/ja
- elSOL公式サイト: https://elsol.app/ja
- Epics DAO公式サイト: https://epics.dev/ja
- Validators DAO公式Discord: https://discord.gg/C7ZQSrCkYR


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