エンバカデロ、高性能SQLデータベース「InterBase 15」提供開始 - PR TIMES|RBB TODAY
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エンバカデロ、高性能SQLデータベース「InterBase 15」提供開始

~米国政府規格や最新のOpenSSL対応などセキュリティを大幅強化~

エンバカデロ・テクノロジーズ(本社:米国テキサス州オースティン、日本法人:東京都千代田区、日本法人代表:藤井 等、以下エンバカデロ)は、軽量かつ堅牢な高性能SQLデータベースの最新バージョン『InterBase 15』を提供開始しました。

InterBase 15 の管理ツール『IBConsole』

公式サイト:https://www.embarcadero.com/jp/products/interbase

今回のリリースでは、Windows Server 2025に対応し、暗号化技術の刷新、開発ツールチェインの最新化、クロスプラットフォーム対応の拡充により、セキュアかつメンテナンス不要なデータベース環境を実現。企業システムからIoT・モバイルアプリまで、あらゆるアプリケーション開発で利用することができます。主な新機能やアップデートの詳細は以下の通りです。
■強化されたセキュリティ機能
本バージョンでは、データ保護の基盤となるセキュリティ機能を大幅に強化しました。AES 256-bit 暗号化をデフォルトでサポート(※ 組み込み軽量版の『InterBase ToGo Lite』を除く)し、保存時および転送時の両方でデータを保護します。さらに、SHA-256 パスワードダイジェスト方式を導入することで、認証情報の安全性を向上。通信レイヤーでは、TLS 1.0 および 1.1 を廃止し、TLS 1.2 以降を必須化しました。

また、OpenSSL 3.5 LTS への対応により、将来を見据えたセキュア通信基盤を提供。暗号モジュールの信頼性を定めた米国連邦政府の標準セキュリティ規格『FIPS 140-3』に準拠するコンプライアンスモードも新たにサポート。これにより、医療・金融・防衛などの厳しい規制環境でも InterBase を安心して導入できます。
■Visual C++ 2022 とモダンスタックの統合
最新の開発環境への適合を目的に、Windows 開発向けのツールチェインを Visual C++ 2022 にアップデート。これにより、最新ランタイム環境との互換性とセキュリティが保証され、長期的な開発継続性を確保します。

さらに、InterBase の管理ツール『IBConsole』も刷新され、新しいサーバー/データベースダッシュボード、プロパティシートの高速化、レポート印刷機能のカスタマイズなど、ユーザーエクスペリエンス(UX)改善されました。
■幅広い接続性とコンポーネント対応
本バージョンは、幅広い開発スタックやフレームワークと容易に統合できるよう設計されています。ODBC、JDBC、ADO.NET、Python に加え、RAD Studio に搭載されたFireDACおよびIBX コンポーネントによるネイティブ接続をサポート。最近のアップデートでは、InterBase ADO.NET ドライバーと Python モジュールの機能が拡張され、開発者は最新の言語・フレームワークを活用しながら高性能なデータアクセスを実現できます。
■各種最新のプラットフォームをサポート
Windows Server 2025、Red Hat Enterprise Linux 10、および Ubuntu 24 を新たにサポートしました。64-bit アーキテクチャに対応し、Windows では Server Kit に 32-bit/64-bit 両方のクライアントライブラリを含みます。Linux版ではサーバーアーキテクチャと一致するクライアントライブラリを提供し、より柔軟なシステム構築を可能にします。
■InterBase ToGo でモバイル・組み込み環境での独立動作を実現
アプリケーション内にフル機能のデータベースエンジンを組み込みたい開発者向けに『InterBase ToGo』を提供しています。Windows、Linux、macOS、iOS、Android の各プラットフォームで動作し、スタンドアロンDBエンジンとして利用できるほか、クライアントドライバとして InterBase Server に接続することも可能です。別途クライアントのインストールを必要とせず、オフライン環境でもシームレスにデータを扱えるため、モバイルやIoTデバイスなどの組み込み用途に最適です。

なお、本バージョンから Server Edition のすべてのライセンスに年間保守が標準付属します。新バージョンへのアップデートやセキュリティパッチの適用が容易になり、導入後の運用コストを大幅に削減できます。新規ライセンスを購入する数分の一のコストで、継続的に最新の状態を維持できます。

その他、詳細は、ホームページをご覧ください。
新機能:https://www.embarcadero.com/jp/products/interbase/whats-new-in-interbase-15
各エディション違い:https://www.embarcadero.com/jp/products/interbase/product-editions
■提供方法
製品は、ダウンロード版での販売となります。流通代理店各社のほか、以下のオンラインショップにて購入できます。

EMBARCADERO DIRECT: https://embarcadero.stores.jp/
ComponentSource:https://www.componentsource.co.jp/brand/embarcadero
購入方法の詳細:https://www.embarcadero.com/jp/how-to-buy

InterBase Developer Edition(無料版)
InterBase Developer Editionは、InterBaseを用いたアプリケーションの開発用途で使用できるエディションです。Webサイトから登録し、ダウンロードすることで利用可能です。最大20クライアント接続(80セッション同時接続)に制限されます。連続稼働時間は48時間です。48時間を超えた場合、サーバーを再起動させる必要があります。

無料版のダウンロードページ:
https://www.embarcadero.com/jp/products/interbase/developer/free-download
■InterBase について
Total TelcoのIoTアワード『The Most Innovative Use of Data』を受賞した InterBase は、高いスケーラビリティとフル機能装備、管理タスク不要、Unicode 対応、SQL 準拠のクロスプラットフォームデータベースエンジンです。単体デバイスから数百のユーザーに展開する複合的なエンタープライズソリューションまで、広範なアプリケーションへの組み込みが可能で、最小限の総所有コスト(TCO)と商用グレードのデータベースを追求するISVや開発者の要件に応えます。医療、鉄道、多国間POS、CRM、ERシステムなどミッションクリティカルな利用環境で確かな信頼性を発揮し、ノンストップで24時間動作、軽量なフットプリントと高い安定性を兼ね備えています。InterBaseはNASA火星探査車ローバーのデータベースソリューションとして採用されるなど、管理者を置けない過酷な宇宙環境でも活躍しています。
■エンバカデロ・テクノロジーズについて
 1993年にデータベースツールベンダーとして設立され、2008年にボーランドの開発ツール部門『CodeGear』と合併したエンバカデロ・テクノロジーズは、アプリケーション開発者とデータベース技術者が多様な環境でソフトウェアアプリケーションを設計、構築、実行するためのツールを提供する最大規模の独立系ツールベンダーです。2015年10月には、独立系ツールベンダーであるアイデラの傘下となり、2017年8月には、WebアプリケーションプラットフォームであるSenchaを買収し、さらなる技術革新と製品/サービスの品質向上に努めています。
 米国企業の総収入ランキング『Fortune 100』のうち90以上の企業と、世界で300万以上のユーザーが、エンバカデロのRAD Studio、Delphi、C++Builder、Senchaといったアプリケーション開発ツールやデータベースツールを採用し、生産性の向上と革新的なソフトウェア開発を実現しています。

コーポレートサイト:https://www.embarcadero.com/jp/
Sencha製品情報:https://jp.sencha.com/

一般の方からのお問い合わせ先:
エンバカデロ・テクノロジーズ
〒101-0047 東京都千代田区内神田1-14-8 KANDA SQUARE GATE 5F
TEL 03-4241-4420

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