生活者の声をもとに、脱炭素関連商品・サービスや事業の開発を目指す生活者共創型プラットフォームを展開するEarth hacks株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:関根澄人、以下「Earth hacks」)は、ソーシャルメディアマーケティング事業やD2C事業を展開する株式会社BitStar(本社:東京都渋谷区、代表取締役 社長執行役員CEO:渡邉拓、以下BitStar)と共同で、α世代を中心とした子どもたちの脱炭素意識を育むことを目的としたアニメ作品を制作しました。キャラクターを活用し、楽しみながら自然と脱炭素に触れられる機会を提供し、次世代の環境意識向上を図ります。
■背景・課題
脱炭素社会の実現には、生活者一人ひとりの理解と行動が不可欠です。Earth hacksは、未来を担う子どもたちの環境意識を育むことも、脱炭素社会の実現に向けた重要なアクションであると考えます。子どもたちが楽しみながら脱炭素を学び、自然と脱炭素への関心や意識を持てる機会を提供したいという思いから、本企画を立ち上げました。
■企画概要
1.キャラクター設定
タイアップ動画の制作にあたり、BitStarと共同で新たなキャラクターを開発しました。物語の主人公は、廃棄物や不用品を素材として組み合わせて新たな命を吹き込む特殊能力「デカボリューション(デカボ*化)」を持つ少年「トト」。
トトの相棒「リュクミン」は自動車の廃材から生まれたリュック型の「デカボー(廃材から生まれたデカボなモンスター)」です。
*デカボ:脱炭素化の意味のDecarbonizationを使った名称

(左)トトと相棒のリュクミン / (右)デカボリューションの一連の流れ
作中に登場する「デカボー」はすべて、 CO2排出量*の削減率をスコア化した「デカボスコア」(詳細は後述)が算出されている商品をモチーフにしています。この「デカボスコア」によって、それぞれのデカボーの環境貢献度がひと目でわかります。
*CO2排出量とはCO2e(温室効果ガス相当量)を指します。
リュクミンは、株式会社三栄コーポレーションが販売するドイツ発ブランド「AIRPAQ」の「Backpack」をイメージして制作しています。
「AIRPAQ」は、廃棄予定だった自動車のエアバッグ、シートベルト、バックルなどの部品を再利用し、素材感を活かしたデザインが特徴のアップサイクルバッグブランドです。Earth hacksでは「Backpack」のデカボスコアを算出しています。

2.ビットスターアニメのYouTubeアニメ2作品とのタイアップ
チャンネル登録者数22.9万人超の「ヒロたま!ヒロくん」と、40.6万人を超える「ペケペケ!ペケッツくん」という子どもに人気のYouTubeアニメ2作品とのタイアップが決定しました。
本タイアップでは、主人公「トト」と相棒「リュクミン」がそれぞれの作品に登場します。既存キャラクターたちと協力し、「デカボリューション(デカボ化)」の力を使ってさまざまな課題を解決していきます。
各エピソードには脱炭素にまつわる要素を盛り込み、子どもたちがアニメを楽しみながら自然と脱炭素への理解を深められる構成です。
今後も、脱炭素をテーマにした新たなキャラクターを順次展開していく予定です。

(左)ヒロたま!ヒロくん / (右)ペケペケ!ペケッツくん
3.タイアップ動画の公開予定日
・「ペケペケ!ペケッツくん」:2025年8月16日(土)公開予定
公開後はYouTube公式チャンネル(https://www.youtube.com/@peketsofficial )にて視聴可能
・「ヒロたま!ヒロくん」:2025年8月18日(月)公開予定
公開後はYouTube公式チャンネル(https://www.youtube.com/@hirotama-hirokun )にて視聴可能
■今後の展望
本企画を通じて、子どもたちが動画コンテンツを楽しみながら、環境意識や脱炭素の概念に自然と親しめる機会を提供します。デカボをテーマにしたキャラクターとの出会いをきっかけに、リサイクルや資源の有効活用といった具体的な行動への関心を高め、日常生活における自発的な行動変容を促します。今後は他企業や自治体との連携も視野に入れ、より多くの若年層へ脱炭素教育の機会を広げてまいります。
■ビットスターアニメについて

「ビットスターアニメ」とは株式会社BitStarのYouTubeアニメブランドです。
「ペケペケ!ペケッツくん」や「ヒロたま!ヒロくん」を代表とするSNSを中心とした
IP開発・活用に取り組んでいます。
■BitStarについて
株式会社BitStar (ビットスター)は、「感情を動かす。世界を動かす。」をミッションに掲げ、100年後に名前が残る産業・文化をつくるべくインフルエンサーマーケティングプラットフォームを中心に、エージェンシーやプロダクション、コンテンツスタジオ、P2Cビジネスなど様々な事業を展開しています。 日本最大級のインフルエンサーデータベース「BitStar Database」は、累計アカウント数250万件を超え、約5,000名の企業担当者様にご利用いただいており、自社で抱えるビッグデータとAIを活用した企業とインフルエンサーのマッチングプラットフォーム「BitStar Match」は手間のかかるインフルエンサー選びをスマートにすることを実現。累計資金調達額は40億円を超え、日本国内に加えインドネシアにも拠点を設立しグローバル展開も加速させています。 BitStarは、ロングテールクリエイターの可能性をデータとテクノロジーで最大限に引き出し、ソーシャルメディア時代の新たな産業・文化を創造していきます。
□コーポレートサイト:https://bitstar.tokyo/corp
■「デカボスコア」とは
Earth hacksが提供する、製品やサービスにおけるCO2排出量の削減率をスコア化した指標です。従来の素材や手法を用いた商品等と比較し、環境に配慮した工夫によって変化するCO2排出量の削減率を表示し、製品やサービスの環境貢献度をひとめで、わかりやすく伝えます。2022年7月に提供を開始し、2025年7月時点で導入企業は265社以上、対象商品・サービスは1,000点以上にのぼります。

■共創型プラットフォーム「Earth hacks」について
「Earth hacks」は、Z世代をはじめとする脱炭素に関心がある方や、まだよく知らないという方にも脱炭素に向けた活動を身近に感じてもらえるよう、自分の生活にも取り入れたいと思えるライフスタイルやエシカルな商品の情報を提供したり、生活者の声をもとに、脱炭素関連商品・サービスや事業の開発を目指す共創型のプラットフォームです。CO2eを従来の製品と比較し、削減率(%)を表示するというユニークなアプローチ「デカボスコア」を企業や団体に提供しています。「Earth hacks」サイト内ではデカボスコアと共に環境価値の高い商品を紹介するなど、企業主体ではなく、Z世代をはじめとした生活者が楽しみながら脱炭素に貢献できる仕組みを提供しています。また、実際のビジネス課題を通じて社会課題の解決を考え、企業と学生が共創するビジネスコンテストプログラム「デカボチャレンジ」も実施し、企業とZ世代の脱炭素社会に資するビジネス共創を促進する取り組みも行っています。他にも、行政・地方自治体に向けソリューションとして「Earth hacks for Local」の提供を開始しています。
□ウェブサイト:https://co.earth-hacks.jp/
□Instagram:https://www.instagram.com/earthhacks.jp/
■代表取締役社長 CEO 関根澄人のプロフィール

Earth hacks株式会社 代表取締役社長 CEO 関根澄人
2009年東京科学大学大学院(旧:東京工業大学)生体システム専攻修了。
環境問題を生活者に伝えていくことを仕事にしたいと思い、博報堂に入社。
様々な企業のブランディングや商品マーケティング業務を担当。
2018年に博報堂従業員組合中央執行委員長を経て、2020年4月から三井物産に3年間出向。
2022年にEarth hacksを博報堂と三井物産の共同ビジネスとして立ち上げ、2023年にEarth hacks株式会社を設立。
同年5月より現職。
国連気候変動枠組み条約COP28、きさらぎ会、経団連をはじめ、国内外にて生活者×脱炭素をテーマに多数講演を行うほか、書籍「答えのない時代の教科書」や日本経済新聞「私見卓見」などでの執筆も行う。
経済産業省 『産業競争力強化及び排出削減の実現に向けた 需要創出に資するGX製品市場に関する研究会』の委員として企業や生活者の環境努力をわかりやすく伝えていくルール作りにも参加。
またJ-WAVE「offの日、どっちっち」では、MCとして日々の無理なく楽しい脱炭素情報を届けている。
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