概要
本調査は、育休中ママが抱く両立への「予感」と、復職済ママが直面する「現実」を対比したものである。育休中ママに復職を控えた両立への不安を尋ねたところ、「とても不安がある」「やや不安がある」の合計が約88.6%に達し、その不安要因は「保育園の急な呼び出しへの対応」が約68.1%と突出して高いことがわかった。
また、育休中ママの約54.1%が、復職後に意に反して補助業務へ配置転換されたりキャリアを諦めたりするマミートラックを予感していた。一方、復職済ママでも約90.5%が両立を「大変」と実感しており、両立負担そのものは予感の段階からほぼ正確に見通され、現実化していることが示された。
しかし、育休中に約20.1%が恐れた「補助業務への配置転換」は、現実には約1.9%にとどまった。実際に直面した壁は「保育園の呼び出しによる早退・欠勤」が約68.6%で最多であり、次いで「時短を理由とした基本給・賞与の削減」が約21.0%であった。マミートラックの実感も約41.9%と、予感(約54.1%)を下回り、恐れが実態をやや先行していることが明らかとなった。
こうしたズレの背景には、長時間労働ができる社員が優遇される評価風土を約54.8%が実感し、時短・残業不可の選択に向けられる「復職時ハラスメント」の空気を約42.2%が感じるという構造的要因があることが示された。そのうえで復帰ママが最も求める変革は、制度の刷新よりも「欠勤・早退をカバーし合うチーム体制」(約69.5%)であった。
調査項目
●長子の年齢
●現在の就労状況
●【育休中】復職にあたっての仕事と育児の両立不安の有無
●【育休中】両立に不安を感じる理由(複数選択)
●【育休中】マミートラック(補助業務への配置転換・キャリアの諦め)の予感
●【復職済】復職後に実感する両立の大変さ
●【復職済】両立において直面した壁(複数選択)
●【復職済】マミートラックに陥った実感
●長時間労働ができる社員が優遇される評価風土の有無
●時短・残業不可の選択に伴う「復職時ハラスメント」の体感・懸念
●復帰ママに必要なサポート・変革(複数選択)
●仕事と育児の両立および職場の評価体制に関する自由記述
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調査
調査主体:コズレ子育てマーケティング研究所
調査方法:インターネット・リサーチ
調査対象:妊娠中および0歳以上の子を持つコズレ会員のうち、仕事を持つ産後のママ(育休中・復職済を含む)
調査期間:2026年6月2日(火)~2026年6月16日(火)
有効回答者数:393名
調査監修:早川 修平(株式会社コズレ 取締役/MBA)
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<企業概要>
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所在地 :東京都千代田区神田錦町2-2-1 WeWork
設立 :2013年7月1日
会社HP :https://www.cozre.co.jp/
代表取締役:松本 大希
事業内容 :インターネットメディア事業
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受賞歴 :新日本有限責任監査法人「EY Innovative Startup 2018」Child Rearing部門
【本件に関するお問い合わせ先】
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