第1報では、夫婦の営みが「ある」人の割合や、その頻度(ペース)について掘り下げてご紹介します。なかなか人に聞けない“夫婦のリアル“を、データから読み解きます。

■夫婦の営み、している人はどれくらい?

まず、既婚男女3,000人に対して「現在、夫婦の営みはありますか?」と質問したところ、
・「ある」と回答:1,360人(45.33%)
・「ない」と回答:1,640人(54.67%)
夫婦の営みが「ない」人の方がやや多いという結果になりました。
男女別では、男性のほうが「ある」と回答する割合がやや高くなっています。
<年代別の傾向>
年代別では、夫婦の営みが「ある」と回答した割合が最も高かったのは20代。年齢が上がるにつれて、徐々にその割合は減少していく傾向が見られました。
<子どもの有無による違い>

・子どもがいる人:2,249人
・子どもがいない人:751人
両者で大きな差は見られませんでしたが、意外にも「子どもがいない人」のほうが「営みはない」と答えた割合がやや高いという結果に。
子どもがいる・いないにかかわらず、夫婦の営みの有無はそれぞれの家庭事情に左右されるのかもしれません。
■営みの頻度は「月1回」が最多

夫婦の営みが「ある」と答えた1,360人(男性729人・女性631人)に、その頻度について尋ねました。
「半年に1回(5.74%)」「1年に1回(2.57%)」「それ以上の間隔(2.87%)」といった低頻度の回答も見られました。
■年代別の営みの頻度
20~50代までの各年代の回答結果は以下の通りです。
高頻度(週2回以上)の割合が最も高かったのは20代ですが、「1年に1回以下」と答えた人も20代で一定数存在するなど、傾向には個人差が見られます。
■子どもの有無による頻度の違いは?
「子どもがいる/いない」ごとの営みの頻度を見たところ、どちらのグループも「1か月に1回」が最多となりました。
子育て中であっても、あるいは子どもがいない夫婦でも、営みの頻度に大きな違いは見られず、「子どもがいる=しない」という単純な構図ではないようです。
■まとめ
・夫婦の営みが「ある」と回答した人は全体の45.33%。半数以下という結果に。
・年齢が若いほど営みの有無・頻度ともに高くなる傾向がある。
・全体的には「1か月に1回」がもっとも多く、次いで「2週間に1回」「週1回」が続く。
・子どもの有無は営みの有無や頻度に大きく影響しない可能性もある。
【次回予告】
次回の第2報では、「営みのタイミング」「結婚前後で頻度は変わったか」「現状の満足度」などをテーマに、さらに深掘りした結果をご紹介します。
【調査概要】
調査期間:2025年3月17日
対象者:全国の20歳~59歳以下の既婚男女
有効回答数:3,000(男性:1,494人・女性:1,506人)
年代構成:20代161人/30代525人/40代979人/50代1,335人
調査方法:インターネット調査(Freeasy利用)
引用元データ:https://kikonclub.com/questionnaires/21

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