バナナとゴリラの絵文字が物議を醸している。
韓国サッカー界でのことだ。
韓国Kリーグ2部の忠北清州FCに所属するポルトガル人DFラファエル・バンデイラに、人種差別疑惑が浮上した。
バンデイラは8月1日、水原三星ブルーウィングスとのリーグ第20節に出場。試合は2-2の引き分けに終わった。試合後、バンデイラは自身のSNSに試合の場面とともに、2本のバナナとゴリラの絵文字を投稿した。知人の投稿を再投稿したものだった。
しかし、バナナとゴリラは人種差別的な侮辱表現として使われることも多いことから、問題視される事態に発展。さらに、忠北清州と水原三星の試合は、審判の判定をめぐって大きな議論を呼んでいた。

騒動が拡大すると、バンデイラは再びSNSに韓国語の釈明文を投稿。「ポルトガルに住むアフリカ系の友人が、直近2試合でアシストを記録したことを祝う意味で投稿したものだ。ポルトガルではアシストをバナナで表現することが多いからだ。私は友人を祝う投稿を感謝の気持ちで共有しただけで、人種差別的な意図や特定の人物を侮辱する意図は一切なかった」と訴えた。
さらに、「私の両親はアフリカ出身で、私自身もさまざまな文化や背景を持つ家族とともに成長してきた。そのため、人種差別や差別的な表現は決して自分が支持する価値観ではない。しかし、自分の意図とは別に、この投稿を見て不快に感じた方がいることについては重く受け止めている」と述べた。
韓国プロサッカー連盟も事態を把握しており、忠北清州に経緯書の提出を求める予定だという。現時点では、経緯書提出を求める公文書はクラブに送られておらず、バンデイラ側の説明を確認した上で、懲戒委員会への付託を判断するとみられる。



