タレントのパク・スホンの義姉に、控訴審でも罰金刑が下された。
虚偽事実を流布して名誉毀損した容疑だ。
7月23日、ソウル西部地裁刑事控訴1部(パン・ジョンウ部長判事)は、パク・スホンの義姉イ氏の情報通信網法上の名誉毀損容疑に関する控訴審を開き、罰金1200万ウォン(約130万円)を言い渡した。
イ氏は、グループチャットでパク・スホンが過去に女性と同棲していたという虚偽事実を流布し、名誉を毀損した容疑で裁判にかけられた。
検察によると、イ氏はグループチャットに、パク・スホンの実兄であり自身の夫であるパク氏が資金を横領したという主張は虚偽だとか、パク・スホンが番組出演当時、女性と同棲していたなどのメッセージを残したとされる。
これに対し検察は、「拡散されやすいグループチャットで、複数の知人に有名人である被害者に関する致命的な虚偽内容の発言をし、名誉を毀損した事件であり、罪質は軽くない」として、懲役10カ月を求刑した。

ただ、イ氏は「被害者に対する誹謗の意思はなかった」として無罪を主張する一方、「最終陳述を通じて、コメント一つのせいで116億ウォン(約12億9800万円)を横領した人物という烙印を押され、子どもたちへの非難も続いた。娘は精神科治療を受けている」と涙ながらに善処を訴えたりもした。
しかし、2024年12月に開かれた1審で、裁判部は「イ氏が直接目撃した事実がないにもかかわらず、“いつも女性がいるのか”と、しばしば目撃しているかのようにグループチャットで話し、それを伝えるようにした点、たとえイ氏が事実を尋ねたのだとしても、その行為自体に正当な理由があるとは見られない」としてイ氏の有罪を認め、罰金1200万ウォンを言い渡した。
その後、検察とイ氏側の双方が1審判決を不服として控訴状を提出した。
今年6月25日に開かれた結審公判で、イ氏の弁護人は「イ氏はパク・スホンの家で女性の物を何度も目撃しており、それをもとに女性と一緒に生活していると信じるに足る相当な理由があった」として、虚偽事実摘示による名誉毀損は成立しないと主張した。
イ氏も最終陳述で「知人たちとの極めて個人的な会話」であることを強調し、「この会話によってパク・スホン、キム・ダイェさん(パク・スホンの妻)に傷を与えた点を謝罪申し上げる」と述べた。
一方、検察は1審時と同じ懲役10カ月を求刑していた。
こうしたなか、裁判部は2審でも1審と同じ罰金1200万ウォンを言い渡した。裁判部は、イ氏がグループチャットに投稿したメッセージなどが虚偽事実の摘示に該当すると判断した。
なお、イ氏は先に、パク・スホンの実兄である夫とともに、特定経済犯罪加重処罰等に関する法律違反(横領)で有罪を言い渡されている。今年2月、最高裁は上告を棄却し、パク・スホンの実兄パク氏に懲役3年6カ月、イ氏に懲役1年6カ月・執行猶予2年の刑を確定させた。
(記事提供=OSEN)
◇パク・スホン プロフィール
1970年10月27日生まれ。1991年の第1回KBS大学ギャグ祭を通じてコメディアンとしてデビュー。同ギャグ祭出身の4人で活動し、巧みなトーク術や長身のビジュアルで愛された。KBSのバラエティ番組をはじめ様々な番組でMCを務め、国民的なタレントに。2021年4月、自身の出演料などを長年横領してきたとして、マネジメントを務めていた実兄夫婦を告訴。同年7月に23歳年下のキム・ダイェと結婚した。2024年10月、娘が誕生している。



