「断定するのは困難」
未成年者への性加害の罪に問われていた20代の男性が、控訴審でも無罪判決を言い渡された。
【写真】男子高生44人が女子中学生1人を“1年間犯し続けた”事件
釜山高等法院(高裁)昌原第2刑事部は7月3日、未成年者への準強姦容疑で起訴された20代男性A氏の控訴審において、検察側の控訴を棄却し、一審の無罪判決を維持する判決を下した。
A氏は2024年、SNSで知り合った10代の少女Bさんをモーテルに連れ込み、性的暴行を加えた疑いが持たれていた。検察側は、A氏がBさんの年齢を未成年だと明確に認識した上で犯行に及んだとみなし、起訴していた。
一方、A氏は容疑を否認。当時、Bさんは濃いメイクをしており、体格も成人に近かったため、未成年であるとは認識できなかったと主張した。また、軽い身体接触はあったものの性的暴行に及んだ事実はなく、年齢を知った後はすぐにモーテルを出たと強調していた。

一審の裁判所は、「被害者は被告人に自分の年齢を直接伝えていない。また、成人女性に近い体格で喫煙もしていたことなどから、被告人が未成年であると気づくのは容易ではなかったとみられる」として、A氏に無罪を言い渡していた。
さらに裁判所は、「被害者の証言は辻褄が合わない点や、後から新たな内容が付け加えられるなど信憑性が低い」と指摘。「これらの状況だけで、被告人が犯行に及んだと断定することは困難である」と付け加えた。
検察側は一審判決を不服として控訴していたが、二審の裁判部も一審の判断は妥当であると認め、検察側の控訴を棄却した。
A氏の弁護人を務めた法律事務所デリュンのハン・ジョンフン弁護士は、「このようなケースで処罰の対象となるには、相手が未成年者であることを被告が明確に認識していたことが前提となる。今回は、A氏がBさんを成人と誤認せざるを得なかった客観的な状況を積極的に主張し、無実を証明することができた」と説明している。
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