2027年1月からNHK総合にて放送される、吉岡里帆主演のドラマ10「デンジャラス」の制作開始が発表された。
原作は、日本を代表する作家・桐野夏生氏が文豪・谷崎潤一郎に挑んだ同名小説。ノーベル文学賞候補にもなった大文豪・谷崎潤一郎をめぐり、彼に恋した女性たちの〈愛と欲望〉を赤裸々に描いた作品である。谷崎は愛した女をモデルに小説を書く癖があり、次々と新しい女性を求めた。その行為が女性たちの間に疑心暗鬼や激しい嫉妬、憎悪を生み出し、やがて彼女たちの感情と人生は男の小説に支配されていく。

脚色を手掛けるのは、同じくドラマ10「燕は戻ってこない」(原作:桐野夏生)の脚本を担当した長田育恵氏。原作が持つ魅惑的な女性たちの“こじらせた自我"を、現代的なエンターテインメントとして描き出す。
主演は吉岡里帆。谷崎の代表作『細雪』の主人公のモデルとなった重子を演じる。重子の姉であり谷崎の妻となる松子役には中村ゆり、そして谷崎潤一郎役をオダギリジョーが演じる。

物語の舞台は昭和2年の大阪・船場。資産家令嬢の重子と松子は対照的な姉妹として描かれる。明るく華やかな松子に対し、重子は楚々として控えめな存在だが、その内側には怪物のような自我を秘めている。ある日、二人はダンスホールで官能的な小説を書く「危険な男」谷崎潤一郎と出会い、重子は「この世でただ一人、この人だけは本当の私を見抜いてくれる」と確信してしまう。
吉岡は「谷崎潤一郎の作品にはいつか触れてみたいと思っていたのですが、まさか谷崎御本人と対峙する役が来るとは」と驚きを語りつつ、「クラクインを控え色々と準備をしていますが、これまで皆様が見た事の無い谷崎の世界をお届けできると確信を持っています。色っぽく、過激で、悲哀と愛憎に満ちたデンジャラスな世界をお楽しみに」とコメントしている。









