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日本は卒業後に脱ぎ、韓国は現役で脱ぐ?前田敦子の写真集で浮かび上がった“日韓アイドル文化”の真逆な構造

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日本は卒業後に脱ぎ、韓国は現役で脱ぐ?前田敦子の写真集で浮かび上がった“日韓アイドル文化”の真逆な構造
  • 日本は卒業後に脱ぎ、韓国は現役で脱ぐ?前田敦子の写真集で浮かび上がった“日韓アイドル文化”の真逆な構造

元AKB48の“絶対的センター”、前田敦子の最新写真集がネット上で大きな話題を呼んでいる。

2026年2月に発売された、芸能活動20周年を記念する写真集『Beste』。

【写真】韓国で大胆ドレス姿を披露した前田敦子

3月18日に電子版の配信が開始されると即座にX(旧Twitter)でトレンド入りするなど、大きな反響を呼んでいる。34歳となった彼女が「過去最大の露出」に挑んだ決断に、ファンのみならず多くの人々が驚きを持って迎えた。

興味深いのは、この現象をお隣・韓国と比較した時に浮かび上がる、露出に対する「価値観の違い」だ。

前田敦子
(写真提供=OSEN)2025年10月、韓国で行われた「トミーヒルフィガー」のイベントに登場した前田敦子

現役時代と卒業後、日韓は真逆!? 

日本では、アイドル時代は「清純・清楚」なイメージで売り出し、卒業後に一気に身体をさらけ出すケースが目立つ。2024年には元モーニング娘。の後藤真希も写真集を出しベストセラーとなった。

アイドルという殻を破り、ありのままの自分を表現する手段としてグラビアという市場が存在しており、それがセカンドキャリアの武器にもなる。なかには元SKE48の三上悠亜のように、アイドル卒業後にAV業界へと進出するケースも一つの選択肢として存在する。

一方、韓国のアイドル事情は日本と真逆だ。10代・20代の現役時代に、ガールクラッシュや芸術的コンセプトの一部として、日本のアイドル以上に過激で官能的な衣装を披露する。しかし、ひとたびグループを卒業すると、その露出はピタリと止まるのが通例だ。

例として、“国民の初恋”と称されるトップ女優、ペ・スジが挙げられる。彼女がかつて所属していたグループ「miss A」は、タイトな衣装で挑発的に踊るなど、セクシーさも売りにしていた。だがアイドル活動終了後は露出を封印。今や国民的女優として幅広い層から愛されている。

また、日本でもリメイクされた大ヒットドラマ『梨泰院クラス』で、主人公の初恋相手オ・スア役を演じたクォン・ナラも、この文脈で語ることができる。彼女が所属した「Hello Venus」も、かつては過激なホットパンツ姿で男性ファンを熱狂させていた。

しかし、卒業後は露出を減らし、“元アイドル”という肩書きすら忘れさせるほど清純派女優としてのイメージを確立させている。

「ブランド価値」を守るための封印

なぜ韓国アイドルは“辞めたら脱がない”のか。

ペ・スジ
(写真提供=OSEN)ペ・スジ
クォン・ナラ
(写真提供=OSEN)クォン・ナラ

それは、一人のタレントになった瞬間、彼女たちは「広告モデルとしての資産価値」を最優先するからだ。

韓国のトップスターにとって、高級ブランドや大手企業のアンバサダー契約は収益の柱である。韓国では性的なコンテンツに対する公衆の視線は極めて厳しく、日本のようなAV業界も公的には存在しない。

そのため一度でも性的なイメージがついてしまうと、その清潔感を損なうと見なされ、巨額の契約を失うリスクがあるのだ。

翻って、前田敦子の“30代の潔い露出”が日本で支持されるのは、それが運営にやらされている衣装ではなく、30代になって自ら仕掛けた攻めのイメチェンとして成功しているからだろう。

同じアジアのエンタメ大国でも、現役時代の過激なステージを「プロの仕事」として完遂する韓国と、卒業後の露出を「新たな自分を売るための戦略」として選択する日本。正反対の進路をたどる日韓のアイドル事情は、両国のマーケットが求める違いを如実に物語っている。

(文=スポーツソウル日本版編集部)

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