俳優のペク・ソンヒョンが、ミュージカル『夜明けの瞳』の公演中止を巡り、観客と“消防士”たちに謝罪した。
なぜ、謝罪の対象に消防士が含まれているのか。
ペク・ソンヒョンは3月11日、自身のSNSを通じて「貴重な時間を割いて劇場に足を運んでくださった観客の皆様、特に当日招待された消防士の皆様に深くお詫び申し上げる。主演俳優の一人として、今回の公演中止事態に重い責任を感じている」と声明を発表した。
事端は8日に予定されていた公演だ。現職・退職消防士とその家族を招待した特別公演だったが、当日になって現場で突然中止が告げられた。一部の俳優が舞台に上がらず、上演不能に陥ったという。
この招待公演は、ペク・ソンヒョン自らの提案で実現したものだった。それだけに、中止による現場の混乱は凄まじいものとなった。
業界関係者によると、今回の事態は制作会社と俳優側の出演料未払いなどのトラブルが泥沼化し、一部俳優による集団ボイコットに発展したとの見方が強い。
ペク・ソンヒョンは本件について「現在の状況は、制作会社と俳優間の構造的な問題に起因するものだ」と説明。「正当な権利のために苦渋の決断を下さざるを得なかった同僚俳優たちの苦衷も、どうか察してほしい」と訴えた。

あわせて「主演俳優として、自分のステージのために最善を尽くして準備している」とし、「再び劇場を訪れていただけるなら、私の名にかけてお応えしたい」と重ねて謝罪の意を表明している。



