ミラノ・コルティナ冬季五輪のフィギュアスケート女子は、日本時間2月19日27時(20日3時)からフリースケーティングが行われる。
ショートプログラムでは首位発進の中井亜美(17)をはじめ2位の坂本花織(25)、4位の千葉百音(20)ら日本勢の躍進が際立った。特には中井が「日本版キム・ヨナ」として注目を集めており、「オリンピック初出場のプレッシャーは感じられなかった。レジェンド浅田真央に憧れて成長した中井は、日本フィギュア界の新たな看板選手に浮上している」と称賛するメディアもある。
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日本では元韓国代表のイム・ウンスが「可愛いすぎる解説者」として話題になっていると各メディアで取り上げられていたが、韓国では中井亜美が一躍、その名を轟かせているようだ。
そんな彼女たちの後を追って上位浮上を狙うのが“ヨナ・キッズ”たちだ。韓国勢はSPでシン・ジア(17)が14位、イ・ヘイン(20)が9位につけている。
「リンクに上がると足が震えた」
ショートプログラム15番目に滑走したシン・ジアは演技序盤、トリプルルッツ+トリプルトウループのコンビネーションを試みた際に転倒。最終得点は技術点(TES)35.79点、演技構成点(PCS)30.87点、減点1点の合計65.66点だった。シン・ジアに続く16番目で登場したイ・ヘインは、ミスのない安定した演技で技術点37.61点、演技構成点32.46点の合計70.07点を記録し、今季のシーズンベストを更新した。

大会を現地取材中の本紙『スポーツソウル』キム・ミンギュ記者によると、演技後のインタビューでシン・ジアは「練習した通りのパフォーマンスを発揮できず悔しい。それでもフリーが残っているので、残念な気持ちは一旦置いて前に進みたい」とコメント。イ・ヘインも「緊張しないと思っていたが、実際にリンクに上がると足が震えた。それでも氷上で感じる足の感覚に集中して、大きなミスもなく滑ることができた」と語っていた。
フリーでは日本勢中心にSP3位のアリサ・リュウ(20)ら上位陣の熾烈な表彰台争いが予想されるが、仮にシン・ジアとイ・ヘインがメダル圏内に入ることがあれば、韓国にとって歴史的な快挙となるだろう。国内では男子シングルで0.98点差でメダルを逃したチャ・ジュンファン(24)の無念を晴らすとともに、2010年バンクーバー大会金、2014年ソチ大会銀のキム・ヨナ以来となる五輪メダルが期待されている。

キム・ヨナに憧れてフィギュアスケートを始めた“ヨナ・キッズ”の2人も、フリーに向けて並々ならぬ覚悟を見せる。シン・ジアは「ミラノに来てコンディションとジャンプの調子が良い。自信を持ってフリーを準備する」とし、イ・ヘインも「フリーは集中しなければならない要素がさらに多いので緊張もすると思うが、もっと楽しく滑りたい」と誓っていた。
韓国勢のフリー滑走順はシン・ジアが全体11番目、イ・ヘインが16番目となる。日本勢が登場する最終グループを前に、ミラノの会場を沸かすことはできるだろうか。



