ドラマ『私の夫と結婚して』などで知られる俳優イ・イギョンが私生活騒動後、初めて公式の場に姿を現した。しかし、彼の受賞スピーチで、番組で長らく共演したコメディアンのユ・ジェソクが言及されず、ファンの関心が集まった。
去る12月6日、台湾高雄(カオシュン)国家体育場で開催された授賞式「Asia Artist Awards」(AAA 2025)で、イ・イギョンは「AAAベストチョイス」部門の受賞者に選ばれた。
ステージに上がった彼は、「2025年末に自分の声と賞までくださった関係者の皆さんに心より感謝申し上げる」として、「所属事務所の代表にも感謝を伝えたい」と挨拶した。
続けて、イ・イギョンは最近浮上した私生活に関する噂に言及した。彼は、「このようなお祝いムードには合わないかもしれないが、実は最近天気予報になかったひょうに打たれた気分だった」として、「現在、容疑者が事務所のメールに謝罪と善処を送っている。何が何でも捕まえる」と断固とした態度を示した。
また、彼は「『SNLコリア』見ていますか?今木曜日休みです」と話し、MBCのバラエティ番組『撮るなら何する?』からの降板に間接的に言及した。
加えて、「ハハさん、チュ・ウジェさんに会いたい」と付け加え、番組で共演した2人にメッセージを送ったが、同じく番組のレギュラーメンバーであるユ・ジェソクには言及しなかった。
これについて、一部の人からは「ユ・ジェソクにわざと言及しなかったのではないか」という反応が続き、関心が集中した。

これに先立って、イ・イギョンは自分をドイツ人だと主張したA氏のSNS投稿により、私生活に関する噂が広がり、議論の中心に立った。所属事務所サンヨンENTは直ちに「すべての内容は虚偽であり、虚偽の流布に対する民・刑事上の対応を進行中」と明らかにした。
イ・イギョンもやはり、「押収捜索手続きを進行中であり、告訴はすでに終えた。容疑者が特定されるまで、最後まで追い続ける」と強硬な姿勢を示した。
議論の余波で、彼はMBC『撮るなら何する?』を別れの挨拶なしに降板し、KBS2『スターパパ奮闘記!スーパーマンが帰ってきた』への合流も失敗に終わった。
当時、ユ・ジェソクは番組を通じて、「ドラマと映画のスケジュールが多く、降板することになった」と説明したが、その後イ・イギョンが「制作スタッフに勧められた」とSNSを通じて不満を吐露し、議論が大きくなった。
イ・イギョンの暴露後、制作スタッフは謝罪文を発表したが、ユ・ジェソクは「後輩を守らなかった」と一部の視聴者から批判を受けた。これに対し、12月5日、ユ・ジェソクの所属事務所Antennaは「デマおよび悪意のある投稿に対して、強硬対応する」と法的措置を取ることを予告した。
私生活騒動と番組降板のなかでも、イ・イギョンはこの日、授賞式で淡々とした態度で自分の意見を伝え、再起を予告した。
(記事提供=OSEN)



