体外受精で苦労して子どもを授かった女優ハン・ガインが、再び“第3子”について質問され、率直な本音を明かした。
ただ、9月に第3子の可能性に触れた際とは少し異なる反応を見せ、ネット上では「やっぱりリアルなお母さんの本音」「これぞ現実的な反応」など、笑い混じりの共感の声が寄せられている。
まず、9月に公開されたYouTubeチャンネル『自由夫人ハン・ガイン』では、「流産を3回経験したハン・ガインが、体外受精で一度に息子と娘を授かった秘訣は?(+第3子計画)」という動画がアップされ、彼女が初めて第3子の可能性に言及したことで注目を集めた。

その動画でハン・ガインは、3度の流産を経験したつらい時期から、4回目の体外受精で長女を授かるまでの過程を語っている。
「1年で3度も流産した。その時はメンタルが完全に崩れた」「人生で最もつらい時期だった」と率直に明かした。
婦人科専門医が原因を特定し、無事に第1子の妊娠を導いたという。当時についてハン・ガインは「数値が高かったので双子だと思った。先生は“三つ子みたいだ”と言っていた」と、“奇跡のような瞬間”を回想。第2子は自然妊娠で授かり、「年齢差もちょうどよく、すぐに妊娠した。本当に感謝している」と、2人の子への深い愛情を語った。
専門医が慎重に「余力があれば、第3子も…?」と尋ねると、ハン・ガインは「子どもが言うことを聞かなくても怒ったりはしないけど…今はやることが多すぎる」と笑いながら、ほんのわずかな可能性を残して視聴者の関心を高めた。

しかし、11月13日に公開された最新動画では、雰囲気が一変する。
動画「鼻にほくろのある自然美人ハン・ガイン♥ユ・ヘジュの“密かな好み”公開VLOG」に出演したハン・ガインは、ユーチューバー・ユ・ヘジュの息子に夢中な様子を見せた。
それを見たPDがそっと「では、第3子は?」と尋ねると、ハン・ガインは一瞬表情を固め、「私は…若いママたちとは違います。知り合いのママも、ヘジュさんも、みんな私よりエネルギーがあります」と苦笑しながら本音を語った。
さらに、「もう1人産むとしたら…今は無理だと思う」「今の私は受け止めきれない。心の準備ができていない」と続け、テロップに自身の年齢が表示された瞬間、目をギュッとつぶって大笑いを誘った。
24歳で結婚したものの、子どもは比較的遅く授かったハン・ガインにとって、第3子は“簡単には決められない現実的な問題”だという。

ネットユーザーたちは、2つの動画の“温度差”に共感を示し、「第3子の話になった瞬間に目をつぶるの、リアルすぎる」「流産・体外受精・子育て…全部経験したママの本音」「可能性ありそうに見えたけど、やっぱり現実は同じなんだな」などの反応が続いている。
苦労してようやく2人の子どもを授かった分、愛情も深い。しかし“第3子だけは現実的に難しい”と率直に明かしたハン・ガインの姿は、むしろ大きな共感を呼んでいる。
(記事提供ーOSEN)
◇ハン・ガイン プロフィール
1982年2月2日生まれ。慶煕大学観光経営学科卒業。2002年のドラマ『太陽の誘惑』でデビュー。映画『マルチュク青春通り』でヒロインを務め、韓国の“初恋のアイコン”に。2005年に俳優のヨン・ジョンフンと電撃結婚。23歳で人妻になってしまったことに、男性ファンの多くが嘆き悲しんだが、映画『建築学概論』とドラマ『太陽を抱く月』の2作で大ヒットを記録。数字を出せる女優というイメージも定着した。大韓整形外科学会が一般人と医療従事者290人を対象にした「美しい顔立ち」アンケート調査で、「鼻が美しい女優」1位にも輝いたことも。



