aespa・ジゼルの“反応”が物議を醸している。
ネット上では最近、12月20日に行われた韓国最大級の音楽授賞式「MMA(メロンミュージックアワード)」の一幕が注目を集めた。BLACKPINK・ジェニーのパフォーマンス中、ステージを見ていたジゼルが脚を組んだり、あごに手を当てたりする姿が拡散され、話題となった。これをめぐって一部からは「先輩のステージなのにリアクションが薄い」「ほかの歌手のステージと反応が違う」といった指摘が出ていた。
議論が続くなか、ジゼルは翌21日にSNSでライブ配信を実施。「昨日のMMA、しっかりと見たか。少し残念だった」とした上で、「席が一番後ろの隅のほうで、ステージもモニターも電光掲示板もよく見えなかった」と説明した。ステージが十分に見えず、自然に盛り上がるのが難しかったという趣旨だ。
ただ、この説明にも反応は割れている。「状況を聞くと理解できる」「見えないなら楽しめなかったはず」と受け止める声がある一方で、「見えなかったのなら、なぜ自分たちの映像が映る時は反応していたのか」「論点をずらした説明に思える」と、なおも疑問を呈する声も出ている。

なお、ジゼルの“態度”が取り沙汰されたジェニーのステージは大きな反響を呼んでいる。3月にリリースした1stアルバム『Ruby』から『Seoul City』『ZEN』『like JENNIE』を披露した「MMA2025」のステージ映像は、公開3日で980万回再生を超えたと報じられている。

aespaをめぐっては、今年の『紅白歌合戦』初出場が決まった一方で、メンバーのニンニンがSNSへ投稿した“きのこ雲”を想起させるランプ画像が再燃し、日本でも波紋が広がっている。だが、NHKは12月17日の定例会見で「出場予定に変更はございません」と説明した。一方、オンライン署名サイトでは『紅白』出場停止を求める署名が12月25日午前時点で14万4000件を超えている。
ほかにもウィンターにBTS・JUNG KOOKとの熱愛説が飛び出るなど、イシューが続出しているaespa。年末の大型舞台を前に、彼女たちをめぐる賛否はしばらく収まりそうにない。
◇ジゼル プロフィール
2000年10月30日生まれ。本名は内永えり(韓国名:キム・エリ)。父親が日本人、母親が韓国人のハーフで、日・韓・英3カ国語を話せるトライリンガル。2020年にaespaのメンバーとしてデビューした。練習生期間は11カ月と現在SMエンターテインメントに所属する女性アイドルの中で最も短く、他を寄せ付けない圧倒的なラップスキルを誇る実力派。グループ内ではメインラッパーを務めるが、安定感抜群の歌唱力も高く評価されている。
■【写真】“きのこ雲”で反対署名14万件も気にせずのaespa中国人メンバー



