ガールズグループKiiiKiiiが、新曲『To Me From Me』の制作エピソードを公開した。
KiiiKiiiは最近、公式SNSを通じて11月4日にリリースされた新曲『To Me From Me』について、プロデュースを担当したTABLOのインタビューを収めた映像5本を公開した。
公開された映像の中でTABLOは、メンタルの保ち方やタイトルの由来、娘・ハルとの作詞秘話まで、多岐にわたるエピソードを明かした。
彼はメンタル維持法について「年を取りたくない時もありましたが、他の人ではなく、自分にこういう出来事が起きてよかったと思うこともありました。僕はたくさんの経験をしたから」と率直な心境を打ち明けた。

また、“1日24時間”という時間を「新しく始められるチャンス」と表現し、「毎朝、宝くじを1枚もらうようなものです。宝くじは当たるかどうかが分からないからこそ、期待を持てる。だから目を覚ました瞬間、“この24時間は僕にとっての宝くじだ”と思うようにしています」と語った。
特に注目を集めたのは、新曲『To Me From Me』のタイトルが、娘・ハルとの会話から生まれたというエピソードだ。TABLOは「ハルに、最近一番大変なことは何かと聞いたら、“悩みを大人に話すと共感ではなく解決策が返ってくるし、友達に話してもみんな同じ悩みを抱えているから言いづらい”と言っていた。そこで“自分に必要な言葉は、自分がかけてあげなきゃいけないんだ”と思い、それが『To Me From Me』のきっかけになった」と説明した。
さらに、KiiiKiiiの最年少メンバー・キヤがハルと同い年であることにも触れ、「子どもたちがこんな考えや心配を抱えながら日々を過ごしているのかと感じ、大きなインスピレーションを受けた」と語った。
最後にTABLOは「ハルはつらいことを泣きながら話していても、すぐに踊り出す子だ」と付け加え、「この曲も歌詞は少し重く感じるかもしれないけれど、とても明るくて、泣きながらも踊れるような楽曲だと思う」と語った。
TABLOがプロデュースしたKiiiKiiiの新曲『To Me From Me』は、悩みを打ち明けるような歌詞と軽快なサウンドが融合し、KiiiKiiiの素直さとTABLO特有のメランコリックな感性が溶け合った楽曲だ。KiiiKiiiはリリースと同時にカカオエンターテインメントのコラボウェブ小説『Dear.X:明日の私が今日の私に』(原題)を公開し、音楽と物語がリンクする新しい体験を届けている。作品の中では、メンバー5人がそれぞれ異なるキャラクターに変身し、多彩なクエストを通じて“元の世界に戻る旅”を描いている。
なお、KiiiKiiiの新曲『To Me From Me』は各種音楽配信サイトで配信中で、ウェブ小説『Dear.X:明日の私が今日の私に』はカカオページにて公開されている。



