『イカゲーム』俳優イ・ジョンジェと『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』でブレイクしたイム・ジヨンが、軽快な“言い争い”を披露した。
10月28日、韓国tvNの新しい月火ドラマ『憎たらしい愛』(原題)の制作発表会がオンライン生中継で行われた。
イベントにはキム・ガラム監督をはじめ、出演俳優のイ・ジョンジェ、イム・ジヨン、キム・ジフン、ソ・ジヘが出席した。
『憎たらしい愛』は、初心を失った国民的俳優と、正義の実現に執念を燃やす芸能記者が繰り広げるディス合戦、ファクト爆撃、偏見打破のドラマだ。
特にイ・ジョンジェとイム・ジヨンのラブラインが注目を集めるなか、イ・ジョンジェはイム・ジヨンとの演技の相性について、「実際に現場でもよく言い合いになる。どれだけ私をいじることか。私をいじめるためにキャスティングしたんじゃないかと思うくらい。『なんでそんなに人を困らせるの?』と聞くと『面白いじゃないですか!』って言う。ああ、面白がるために私をキャスティングしたんだなと思った」と語り、笑いを誘った。

これに対し、イム・ジヨンは「(イ・ジョンジェさんを)私が推薦した。台本が本当に面白くて、このキャラクターを世の中で一番うまく演じられるのはイ・ジョンジェ先輩だと思った。すでに台本を読まれたと聞いて、恐る恐る『ご一緒できたらうれしいです』とメッセージを送った。私がゴリ押ししたわけではない」と釈明した。
さらに彼女は「役柄的に、2人の関係性が少しそういう関係だ。役に入り込んでいたら、現場でも先輩に無意識にツッコミを入れてしまった」とし、「カタルシスは毎日のように感じている。明日もきっと感じると思う。演技はとてもやりやすい。どんな演技をしても受け止めてくださるので、演技を超えて実際の私たちのケミが反映されている気がする」と満足感を表した。
しかしイ・ジョンジェは「私はあまり楽ではない。ものすごくストレートに本音でぶつかってくるので。私もやり返したら現場の雰囲気が悪くなりそうだから我慢しているだけ」とこぼし、再び笑いを誘った。
特に2人の「18歳差」という年の差が話題になっていたが、年齢差の克服について質問されると、イ・ジョンジェは「克服するようなものじゃないと思う。年齢差があるにもかかわらず、あんなに私をいじってくるのだから。最初の撮影の時はそうでもなかったのに、だんだんひどくなっていった」と明かした。
イム・ジヨンは「私はどの同世代の俳優と演じるよりもずっと気楽だった」と改めて満足を示すと、イ・ジョンジェは「そりゃあ、やりたい放題やってれば楽だろう」とぼやき、周囲を大爆笑させた。
ドラマ『憎たらしい愛』は、韓国tvNで11月3日20時50分から放送される予定だ。
(記事提供=OSEN)
◇イム・ジヨン プロフィール
1990年6月23日生まれ。2011年に女優デビュー。2014年にソン・スンホン主演映画『情愛中毒』で一糸まとわぬ果敢な熱演を見せて、注目を集めた。以降、ドラマ『上流社会』(2015)、『吹けよ、ミプン』『テバク~運命の瞬間(とき)~』(2016)、映画『タチャ ワン・アイド・ジャック』(2019)などに出演。2022年12月公開のNetflix『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』で主人公を苦しめる悪役“パク・ヨンジン”を演じて視聴者に深い印象を残し、注目度が急上昇した。



