俳優ヨ・ジングが入隊を予告した。
ヨ・ジングは現在開催中のデビュー20周年アジアファンミーティングツアー「Blank Space」の各公演の最後に、自ら書いた手紙をファンに配りながら感謝の気持ちを伝えている。
この手紙で彼は、「しばらく皆さんのそばを離れ、新しい経験をする時間が近づいています。入隊前の最後のアジアツアーで、皆さんと顔を合わせ、目を見て、笑い合うことができれば、そのすべての瞬間が僕にとって本当に大切な思い出として残るでしょう」と入隊の心境を率直に明かした。
続けて「皆さんからいただいた温かい愛と応援のおかげで、熱い情熱を感じながら疲れることなく前に進むことができました。しばし離れる間に、より強く、より成熟した人間として戻ってきます。体も心もさらに健康に、そしてより深みのある演技で皆さんの前に立つことを約束します」と覚悟を示した。

さらに、ファンに向けて「そんなに悲しまないでください。皆さんには“ヨ・ジング”を思い出せる30本のドラマと20本の映画があるじゃないですか。僕のことを思い出したときに、ぜひ作品を見返しながら待っていてください。必ず待ってくれますよね?また会うその日に、もっと素敵な姿で戻ってきます。愛しています」と、ユーモアを交えながら温かいメッセージを添えた。
ヨ・ジングは8歳だった2005年に映画『サッド・ムービー』でデビュー。ドラマ『太陽を抱く月』『王になった男』『ホテルデルーナ~月明かりの恋人~』、映画『ファイ 悪魔に育てられた少年』など数多くの作品で活躍してきた実力派俳優だ。主演を務めたドラマ『怪物』は今夏に日本でリメイクされ、水上恒司が彼の役を演じた。最近ではバラエティ番組『大脱出:ザ・ストーリー』への出演で新たな一面を見せている。
◇ヨ・ジング プロフィール
1997年8月13日生まれ。韓国ソウル出身。2005年にデビューし、数多くのドラマに子役として出演した。2012年には『太陽を抱く月』でキム・スヒョンの幼少時代を演じ、一躍注目を浴びる。主な出演作は映画『ファイ 悪魔に育てられた少年』、ドラマ『テバク~運命の瞬間~』『王になった男』『絶対彼氏』(韓国リメイク版)、『ホテルデルーナ~月明かりの恋人~』など。子役時代には女優のシン・セギョン、パク・ボヨンから「成人したらカップル共演したい俳優」として挙げられたこともある。