SHINeeのミンホが、大韓体育会(韓国のスポーツ全般を統括する組織)事務局のあるソウル・オリンピック会館に姿を見せた。
大韓体育会は9月29日、「9月26日にSHINeeのメンバー、ミンホを広報大使に委嘱した」と発表した。ユ・スンミン会長は、オリンピック会館13階の大会議室で行われた広報大使委嘱式で、ミンホに委嘱牌を授与した。
広報大使の役割は、非人気種目の普及やスポーツ人権保護といった“スポーツ先進化”への寄与をはじめ、体育会公式SNS(ユーチューブ、インスタグラム、ブログ、TikTokなど)での活動、体育会主要行事や事業への参加と才能寄付、さらに地域や加盟団体での講演を通じたスポーツ参加促進など、多岐にわたる。

ミンホは、ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックの機運を高める広報活動はもちろん、才能を生かした活動を通じて生活スポーツの活性化にも取り組む予定だ。また、スポーツ政策のメッセージ発信など、幅広い広報活動にも参加する。
ユ会長は「グローバルK-POPを牽引するSHINeeのミンホさんを広報大使として迎えることができ、大変意義深い。来年のミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックや体育会の広報活動はもちろん、韓国スポーツの発展のためにも大きな役割を果たしてくれることを期待している」と述べた。
これに対し、ミンホは「広報大使に委嘱され光栄だ。コンテンツを通じたスポーツ広報など、さまざまな活動を展開し、大韓体育会と韓国スポーツの広報に率先して取り組みたい」と答えた。
なお、ミンホは日頃からさまざまなスポーツを楽しむ“スポーツマニア”としても知られている。そんな彼が、広報大使としてどのような役割を果たすのか注目される。
◇ミンホ プロフィール
1991年12月9日生まれ。本名チェ・ミンホ。2008年にSHINeeのメンバーとしてデビューした。グループ内ではメインラッパーとボーカルを担当しており、俳優としても活躍。『メディカルトップチーム』『花郎<ファラン>』『ユミの細胞たち』といったドラマに出演し、アーティストにとどまらない人気を博している。実父はプロサッカーKリーグ2の忠北清州FCを率いるチェ・ユンギョム監督。ミンホ自身も芸能界屈指の万能スポーツマンとして知られ、K-POPアイドルが各種スポーツで競う類のバラエティ番組では毎回圧倒的な存在感を放っている。