10月5日放送の『新婚さんいらっしゃい!』(テレビ朝日系)では、特別企画として50年前に出場した新婚さんが金婚さんとして再登場する『新婚さんいらっしゃい!1時間特別企画~金婚さんいらっしゃい!~』を放送する。


同番組は1971年の開始以降、これまで5000組以上の新婚さんが出演してきた。番組開始当初に出場した新婚さんの中には、すでに金婚式を迎えているカップルもいることから、制作陣が「元新婚さん」を探したところ、2組の「金婚さん」が見つかった。

1組目は福岡県在住の安部智也(71歳)と和子(71歳)夫妻。女子高生だった和子の猛アタックから始まった二人の結婚生活は、波乱万丈な50年を経て、今もラブラブな関係を維持している。出会いは高校の文化祭で、和子からの一目惚れで始まった恋は半世紀を経ても色褪せることなく、今でも互いを「ずっとカッコいい」「可愛い」と称え合っている。夫婦円満の秘訣として挙げられたのは「ふれあい」という言葉だった。

2組目は吉村正夫(74歳)と博子(73歳)夫妻。消防士を定年まで勤め上げた正夫と、家族のために奮闘した博子の50年間に迫る。結婚からわずか2ヶ月後に夫の正夫の父親が他界。消防士を辞めて家業の酒屋を継ぐべきか悩む正夫に、妻の博子は「私が働くから消防士を続けて」と支え、幼い娘を背負って毎日酒屋の仕事をこなした。その献身的な支えがあったからこそ、正夫は定年まで消防士を続け、叙勲を受けることができたと語る。そんなお二人が明かした夫婦円満の秘訣は、意外にも「正しい夫婦ゲンカ」だった。


今回、51年3ヶ月間番組のMCを務めた桂文枝から出場した金婚さん2組にサプライズコメントが届く。金婚さんへのメッセージとともに当時のトークを振り返り、驚きのエピソードも飛び出してスタジオも大興奮。さらに、往年の名コーナー「ペアマッチ」も復活。金婚さんが50年ぶりに挑戦するも苦しい展開になるが、再び登場した桂文枝から驚愕の提案で波乱の展開となる。
ペアマッチは1971年の番組開始当初から2008年まで行われていたハワイ旅行や豪華賞品をかけた4×4の16枚のパネル絵合わせゲーム。16枚のパネルには8種類の賞品が2枚ずつ描かれており、それぞれの夫婦が順番に2枚のパネルを指定し、同じパネルだったらその賞品をゲットできるルールになっている。