ガールズグループOH MY GIRLのユアが、第30回釜山(プサン)国際映画祭のオープントークに登場し、初出演映画『プロジェクトY』(原題)で演技に挑戦した感想を語った。
9月18日午前、釜山広域市海雲台(ヘウンデ)区の映画の殿堂で開催された第30回釜山国際映画祭のオープントークには、映画『プロジェクトY』の出演陣であるハン・ソヒ、チョン・ジョンソ、キム・ソンチョル、チョン・ヨンジュ、イ・ジェギュン、OH MY GIRL・ユア、そしてイ・ファン監督が参加し、作品にまつわるトークを繰り広げた。
『プロジェクトY』は、何も持たず、お互いしか頼るものがなかった2人の女性、ミソン(演者ハン・ソヒ)とドギョン(演者チョン・ジョンソ)が、どん底の現実から抜け出すために隠された黒い金と金塊を盗もうとすることで巻き起こる物語を描く。先立って第50回トロント国際映画祭の「スペシャル・プレゼンテーション」部門に正式招待され、話題を呼んだ作品だ。

今回、特に注目を集めているのが、OH MY GIRLのユアがハギョン役で出演している点だ。OH MY GIRLでアイドルとして活動していたユアが初めて挑戦する演技作品であり、そのスタートを強烈な映画で飾った。
ユアは「初めてハギョンのシナリオを読んだ時、とても面白そうだと感じました」と笑顔を見せ、「監督がおっしゃったのですが、これまでの“OH MY GIRLのユア”を思い描く方々に新鮮な裏切りを与えられるのではと思いました」と自信を示した。
さらに「きちんとやり切れば、これまでとは違う姿をお見せできると思い、楽しく取り組みました。初めての演技作品だからこそ、より強烈に“俳優”としての姿をお見せできると思います」と話し、期待を語った。
またユアは、「アイドル活動をしている時には簡単には口にできない言葉を、気軽に口にできました。その点が特に印象に残っています」とユーモアを交えて振り返った。
イ・ファン監督は「観客の皆さんに“いい意味での裏切り”を与えるために細部までこだわりました。ただし、守るべきものは守りながら作り上げました。物語の発端にあるキャラクターなので、ぜひ楽しんで観ていただきたいです」と呼びかけた。
なお、第30回釜山国際映画祭は、9月26日まで釜山・映画の殿堂一帯で開催される。
(記事提供=OSEN)
◇ユア プロフィール
1995年9月17日生まれ。本名ユ・シア。2015年にOH MY GIRLのメンバーとしてデビューした。グループ内ではリードボーカル及びメインダンサーを務めており、身長は160cm(公称)と決して高くないが8.5頭身という抜群のスタイルを誇る。優れたビジュアルに定評があり、アメリカの映画情報サイト『TC Candler』による「世界で最も美しい顔100人」では2019年度の15位にランクインした。