いよいよ開幕となる2025-2026シーズンのAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)。日本から出場するガンバ大阪は本日(9月17日)、ホームの市立吹田サッカースタジアムで香港の東方と対戦する。
クラブ史上初となるACL2で、東方、ナムディン(ベトナム)、ラーチャブリー(タイ)と同じグループFに入ったG大阪。対する東方は昨季ACL2のグループステージで広島と対戦しており、2大会連続で日本勢と同組に入った。
両チームは今回が初対決。果たして東方のキーマンはどんな選手なのか、G大阪が注意すべき“刺客”を紹介する。
大久保優(28)
京都府出身の日本人FW。東山高、関西大学を経て2020年に鳥取へ入団し、2023年までの通算4年間でJ3通算71試合に出場した。以降はオーストラリアのクラブを渡り歩き、9月1日に東方加入が発表された。G大阪の黒川圭介とは関西大時代の同期。
河野大翔(26)
9月15日に東方加入が発表されたばかりの日本人ストライカー。彼も京都府生まれの東山高出身で、大久保優は高校の1年先輩にあたる。以降、関西1部リーグを経て近年はオーストラリアのセミプロクラブでプレーし、今季は東方の一員としてACL2に挑む。
ジル(34)
ブラジル出身のベテランウィンガー。キャリアの大半を母国で過ごしているが、2015年には江原(カンウォン)FC、2018年には光州(クァンジュ)FCと韓国でプレー経験も。直近は2019~2024年に香港の理文、今年1~7月にタイ2部のチャンタブリーに在籍し、7月より東方でプレーしている。
ヤップ・フンファイ(35)
香港代表キャプテンを務める守護神で、代表デビューは2010年東アジア選手権の日本代表戦。今年7月のE-1選手権では日本とも対戦し、9月の親善試合にも出場した。東方には2014年より在籍しており、2017年ACLグループステージの川崎F戦、2024年ACL2グループステージの広島戦などJリーグ勢とも対戦経験あり。
マヌエル・ブレダ(35)
東方の背番号10を担うストライカー。スペイン出身だが昨年2月に香港国籍を取得し、今年6月に香港代表デビュー。9月の親善試合にも招集され、7日のフィジー戦で途中出場した。東方には2016~2019年に一度在籍し、以降は香港国内の他クラブを経て今年3月に再加入した。

4年ぶりにアジアの舞台に挑むG大阪。初戦の相手となる東方のさらなる情報はスポーツ動画配信サービス『DAZN』で確認できる。