ドラマ『コーヒープリンス1号店』などで知られる女優ユン・ウネが、歌手活動をやめることになった理由について言及した。
ユン・ウネは9月11日に韓国SBSで放送される『尻尾に尻尾を噛むあの日の物語』(原題)で、1990年代のソウル再開発に伴う撤去過程で起きた惨たらしい暴力を扱った放送を見ながら、自身のトラウマを告白した。
番組でユン・ウネは、撤去民が経験した惨状を見て深く共感したと語った。
彼女は「撤去民の方々の苦しみには及ばないけれど、私も歌手活動中に塩酸入りの水鉄砲を撃たれて失明しかけたり、生卵をぶつけられたりして、トラウマでつらい時期を過ごした」と明かした。
ユン・ウネは当時の恐怖が今も忘れられないと打ち明けた。

さらに「トラウマは簡単には消えない」とし、「撤去民の方々は私よりもはるかに深刻な暴力、言葉の暴力、さらには性暴力まで受けてきた。その苦痛は言葉では表せない」と涙ながらに語った。
ソウルの再開発を名目に行われた暴力の内情は、『尻尾に尻尾を噛むあの日の物語』本放送を通じて明らかにされる。
なお、ユン・ウネは20年にわたり何度も熱愛説が浮上したキム・ジョングクが最近、結婚を電撃発表したことで注目を集めたりした。
◇ユン・ウネ プロフィール
1984年10月3日生まれ。1999年にアイドルグループ「Baby V.O.X」で芸能界デビュー。2002年の映画『緊急措置19号』で女優にデビューし、『宮 -Love in Palace-』(2006)でドラマ初主演を務めた。その後も『コーヒープリンス1号店』(2007)、『お嬢さまをお願い!』(2009)などに出演して人気女優に。熱心なクリスチャンとしても有名。
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