ドラマシリーズ『イカゲーム』主演俳優のイ・ジョンジェなどは、キム某アーティストスタジオ(旧来夢来人)元代表を相手に提起した損害賠償請求訴訟で勝訴した。
9月6日、アーティストカンパニーの法定代理人を務めた法務法人リン側は、公式コメントを通じて、このような内容を公表した。
去る9月5日、法務法人リンによれば、ソウル中央地方裁判所は宣告裁判で「キム元代表が、アーティストスタジオの経営権の譲渡を拒否したことは明白な投資契約違反」と判断し、キム元代表が約50億ウォン(約5億円)の違約罰および損害賠償をアーティストカンパニー側に支給するように判決を下した。
先立って、アーティストカンパニーなどは2024年初め、キム某代表および来夢来人と投資契約を締結し、経営権譲渡を条件に約290億ウォン(約31億円)を投資した。

しかし、投資完了後、キム代表が契約に反して経営権譲渡を拒否し、対立が本格化。アーティストカンパニー側は、アーティストスタジオの経営権確保のために多数の法廷争いを行わなければならなかった。今回の損害賠償訴訟は、キム代表の契約違反に対する責任を問うために提起されたものだ。
アーティストカンパニーは、「今回の判決で会社の安定性と株主権益保護が法的に確認された」として、「今後も根拠のない議論で不必要な混乱が発生しないよう最善を尽くす」と明らかにした。
なお、アーティストカンパニーは俳優イ・ジョンジェとチョン・ウソンが設立した総合マネジメント会社だ。イ・ジョンジェはtvNの新しいドラマ『憎たらしい恋』(原題)、チョン・ウソンはディズニープラスの新しいオリジナルドラマ『メイド・イン・コリア』(原題)を準備中だ。
(記事提供=OSEN)