Netflix映画『KPOPガールズ！デーモン・ハンターズ』が、世界的な旋風を巻き起こしている。
Netflixで配信中のアニメ映画『KPOPガールズ！デーモン・ハンターズ』が、Netflixの歴代映画ランキングで4位に浮上した。さらに、OSTが、ビルボード「シングルチャート」に8曲同時ランクインするという異例の快挙を達成した。
8月6日（以下、現地時間）、Netflixの公式ランキング集計によると、『KPOPガールズ！デーモン・ハンターズ』は累計1億5880万視聴を記録し、Netflixグローバル映画（英語）部門で歴代4位にランクインした。これは、映画『アダム&アダム』を抜いた記録で、レオナルド・ディカプリオ主演作『ドント・ルック・アップ』（1億7140万視聴）に迫る勢いだ。
注目すべきはその伸び方だ。多くの作品が公開から1～2週間でピークを迎える中、『KPOPガールズ！デーモン・ハンターズ』は公開から6週を過ぎても視聴数が着実に増加し続け、“口コミ型ヒット”の新たなモデルとなっている。
また、音楽チャートでも目覚ましい成果を上げている。ビルボードの最新チャートによると、劇中に登場する人気K-POPガールズグループ「ハントリックス」が歌うメインOST『GOLDEN』は、「Hot 100」で2週連続2位をキープし、首位目前となっている。この楽曲は、81位で初チャートインを果たし、そこから23位、6位、4位、2位と、着実に順位を上げてきた。
さらに、ライバルボーイズグループ「サジャボーイズ」の楽曲もビルボードで存在感を発揮している。代表曲『Your Idol』は9位、『Soda Pop』は16位を記録した。加えて、ハントリックスの『How It’s Done』（19位）、ルミ＆ジヌのデュエット曲『Free』（28位）、『What It Sounds Like』（29位）、『Takedown』（ハントリックスver.33位／TWICE ver.67位）まで、計8曲が同時にシングルチャート入りを果たした。また、OSTアルバムは「Billboard 200」で2位を記録した。
ストーリーはK-POPの世界観をベースに、アイドルグループ「ハントリックス」が歌とパフォーマンスで悪霊を退治し、世界を救うという設定となっている。劇中にはキンパ、ラーメン、韓医院、南山タワーといった韓国カルチャーが散りばめられており、TWICEやBLACKPINKのロゼ、プロデューサーのTEDDYといった実在のK-POPスターも参加し、没入感を高めている。
米メディア「TheWrap」は最近、「Netflixがシーズン2を含む続編、実写リメイク、ミュージカル化を積極的に検討中」と報じ、世界的IPへの拡大を予告した。
なお、『KPOPガールズ！デーモン・ハンターズ』はNetflix制作のオリジナルアニメーションで、声の出演にはイ・ビョンホン、アン・ヒョソプ、音楽にはTWICEとプロデューサーのTEDDY、監督にはマギー・カンとクリス・アペルハンスが名を連ねる。
（記事提供＝OSEN）
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