元妻の常軌を逸した裏切りにより、人生が崩壊した男性の壮絶な体験談が、韓国で大きな反響を呼んでいる。
8月4日に放送された韓国の悩み相談バラエティ『何でも聞いて菩薩』(KBS Joy)では、元妻との金銭トラブル、そして16年間育ててきた息子との衝撃的な“親子関係の真実”を語る男性の切実な悩みが紹介された。
男性は、「元妻とは金銭問題がきっかけで離婚し、一人で息子を育ててきたが、今ではもう人生の方向性すら見失っている」と語り始めた。
話によると、兵役中に元妻から妊娠5カ月のエコー写真が送られてきたことをきっかけに、除隊後すぐに結婚生活をスタート。しかしある日、見知らぬスーツ姿の男が家に現れ、元妻の名義での融資書類を提示。元妻が借金返済のため、別のローンを重ねていたことが判明した。
元妻の信じられない悪行
さらに、男性の母親も「もう限界だ」と告白。元妻に対し7000~8000万ウォン(約700~800万円)を断続的に貸していたことが明らかになった。2人は2022年9月に離婚したが、元妻はその後も「ピラティス事業を始めたい」と言って新たに4000万ウォン(約400万円)を要求。男性は「申し訳ないと思いつつ、また母に頼んでしまった」と涙ながらに語った。
スタジオ出演者のソ・ジャンフンは、「合計で1億4000万ウォン(約1400万円)以上を母親が立て替えたのに、また元妻にお金を渡した?常識では考えられない」と憤りをあらわに。「返済されたのか?」という質問に男性が「返ってきていない」と認めると、スタジオには深いため息が広がった。
だが、衝撃はそれだけではなかった。

男性は「息子の顔が自分にまったく似ていない」と違和感を覚え、DNA鑑定を実施。結果は“親子関係なし”だった。
16年間育ててきた子どもが実子ではなかったという現実に打ちのめされた彼は、元妻に問いただしたが、「私にも分からない」という無責任な答えしか返ってこなかったという。
さらに、こどもの書いた“母親(元妻)への手紙”を見て深く傷ついた男性は、裁判を経て戸籍を整理。現在、子どもは元妻と暮らしており、姓も元妻の姓に変更されたという。
ソ・ジャンフンは、「問題の本質は“騙されていたこと”ではない。子どもの人生をも壊してしまったことだ」と厳しく指摘。「過去に縛られず、必ず専門家の助けを借りて法的対応を取るべき」と助言し、「元妻は借りたお金を返さなければならない。このままうやむやにすれば、法的責任を問われる可能性もある」と強く警告した。
(記事提供=OSEN)