ボーイズグループBTSのポップアップ「BTS POP-UP:MONOCHROME」(以下、「MONOCHROME」)がドイツの「2025レッド・ドット・デザイン賞」でブランド&コミュニケーションデザイン部門の本賞を受賞した。
「レッド・ドット・デザイン賞」は去る1955年から続いてきた世界的権威を持つ国際デザイン授賞式だ。ドイツの「iFデザイン賞」、アメリカの「IDEA」とともに世界3大デザイン賞とされている。
毎年、世界中のデザインの専門家たちが審査委員として参加し、製品デザイン、デザインコンセプト、ブランド&コミュニケーションデザインと、3つの部門でデザインの創意性、完成度、機能性を総合的に評価し、受賞作を選定する。「2025レッド・ドット・デザイン賞」の授賞式は、来る11月7日にドイツで開催される予定だ。
「MONOCHROME」は、BTSとの思い出を盛り込んだ“記憶の雲”を世界中のファンに届けるというコンセプトで企画された。
2024年4月、韓国・ソウルを皮切りに日本・東京、インドネシア・ジャカルタ、タイ・バンコク、アメリカ・ロサンゼルス、シカゴ、ニューヨーク、フィリピン・マニラ、香港と、9都市で開催された。今回のポップアップは約1年間で約27万人が訪れるほど反響を得ている。

「MONOCHROME」は、単なる展示を越えてファンが主導的に参加するオン・オフラインが連係した経験を提供し、注目された。
ファンは“記憶の雲”をテーマにした体験型のホームページで手がかりを集め、届ける過程について行き、好奇心を掻き立てた。オフラインのポップアップは“記憶の雲”が最終的に届けられる場所として設定された。
そうして人々はこの空間を訪問し、BTSとの思い出が盛り込まれた写真と映像を鑑賞しながら、没入していくコンテンツを完成していった。
なお、BTSはこれまでグループや個人でさまざまなポップアップを開催してきた。新アルバムのコンセプト、アーティストの足跡など、それぞれ異なるテーマを扱っており、独創的な企画意図と没入感の高いコンテンツで注目された。BTSのポップアップは、彼らのメッセージとグループの感性をそのまま体験できる空間として位置づけられた。
(記事提供=OSEN)
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