6月29日、Superflyが10年ぶりに大阪でフリーライブを開催。圧巻のパフォーマンスによって、2.3万人の観客を魅了した。

同ライブは、自身初となるカバーアルバム『Amazing』のリリースを記念したもの。Superflyはこれまでオリジナルアルバムをリリースするたびにフリーライブを開催してきたが、今回はカバーアルバムながら「歌をできるだけ多くの人に直接届けたい」という強い意志のもとで開催が決定した。


Superflyはこの日、ブルーにビビッドなピンクカラーの花が散りばめられた鮮やかな衣装で登場。芝生広場いっぱいに集まった観客に対して、「Superflyです。ありがとう!」と語りかけ、ONE OK ROCKの「Wherever you are」を披露した。


そしてSuperflyは、「最近はいろんな形のライブがあると思うんです…インターネットを通していろんな人に一瞬で観ていただけるライブとか。今回のカバーアルバムのレコーディングでは曲と向き合うより、まるで人と人と向き合う、語り合うようなレコーディングだった。収録された10曲、10人の人とたくさん素敵な時間を過ごした、この感覚を大切にしたい。だからこそ、直接皆さんの顔を見ながら歌を届けたく、フリーライブがしたくてここに来ました!」と、今回のイベントに懸ける思いを語った。


さらにMr.Childrenの「彩り」、星野源の「Crazy Crazy」、玉置浩二の「メロディー」、Mrs. GREEN APPLEの「僕のこと」を披露すると、最終曲へ。


「名曲をたくさん歌えるので、心も体も、私自身もハッピー。1年かけて制作したカバーアルバムに収録されている10曲にはいろんな個性が詰まっていて、大切なことに気付かされたり、共感させてもらったり。改めて音楽の力はすごいなと思えたし、私はすごく音楽が好きなんだなと、もう一度気付かされた。そんな今の自分で、今日みなさんに歌が届けられることが本当に嬉しい」と感謝の気持ちを告げ、最後は「心を込めて、情熱を込めて歌いたい」と、SUPER BEAVERの「人としてを」を歌唱した。


ライブ内では、カバーアルバムに収録された10曲の内6曲が披露される形となった。